企業おける家庭教育について
Q.1
なぜ,家庭教育が必要なのですか?
「家庭」とは,愛情による絆で結ばれた場であり,常に子どもの心の拠り所となるものです。 子どもが生きていくための基礎を培う場でもあります。「家庭教育」とは,すべての教育の出発点であり, 子どもの健全な身体と人格形成のために,親またはそれに準じる大人が子どもに対して行う教育です。
Q.2
なぜ,企業内で家庭教育についての研修が必要なのですか?
今,子育てに不安を感じている保護者が増えています。 こうした現状を踏まえ,企業・事業所等で働く保護者が,安心して仕事に励むことができるよう, 企業において家庭教育について学習する機会が求められています。
Q.3
企業内で行われる家庭教育についての研修ではどんなことができるのですか?
親が講座等で学習する機会となることはもちろん,親子で楽しみながら交流し,共通の話題を増やすことも大切な活動となります。
具体的には,次のような内容が考えられます。
*家庭教育講演会(講座,経験談・情報交換等)
*職場探検・見学(保護者の職場を子どもが訪問)
Q.4
講師には謝金がかかりますか?
市町村の社会教育指導員等は基本的に謝金等は不要です。なお,講師情報の詳細は企業における家庭教育のページをご覧ください。
Q.5
合同で研修を実施してもいいですか?
規模の小さい企業・事業所においては,複数の企業での合同研修でも結構です。 また,経済団体の青年部組織等の研修の際に家庭教育の研修内容を入れていただくこともお勧めします。
Q.6
どのように計画すればよいですか?
①テーマ
家庭教育に関する今日的課題・社会問題はもちろん,従業員の皆さんの意識や悩み,子どもの実態を考慮して設定しましょう。
子を持つ従業員に事前アンケートで意見を聞くこともテーマ設定の参考になります。
②方 法
・講演会型(講師が一定のテーマで,講義する形式)
テーマに適した講師を依頼し,専門的な話をしてもらうなど課題に応じた学びの場がつくれます。
・フリートーク型(一定のテーマについて少人数で話し合う形式)
話をすることによって悩みや不安を軽減・解消することができ,自分の子育てに安心感や自信をもつことができます。
・体験学習型(活動の目的に従い,実際に身体を動かしたり,物をつくったりする活動)
体験学習をとおして,家族のふれあいができます。家庭教育に関する講話や情報交換を取り入れると学びが深まります。
③進め方
事前・当日などに分けて考えるとよいでしょう。方法によって当日の進め方も違ってきます。
〔事前〕学習内容の設定,期日・日程(プログラム)・会場の調整,講師の選定と依頼・打合せ,
開催案内の作成・配布,参加者の取りまとめ,資料作成
〔当日〕進行,講師のサポート,研修に関するアンケートの実施
④講師の依頼
学習内容に応じた講師を選ぶことで,参加者の学習が深まり,満足度が高まります。
講師派遣の依頼や謝金等については,講師リストを参照するか各教育事務所に相談してください。
○茨城県内教育事務所(学校教育課:生涯学習担当へ)
茨城県水戸教育事務所 ℡ 029-227-4451
茨城県県北教育事務所 ℡ 0294-34-0774
茨城県鹿行教育事務所 ℡ 0291-33-6138
茨城県県南教育事務所 ℡ 029-822-7294
茨城県県西教育事務所 ℡ 0296-24-9294
※新たに企業における家庭教育についての講師登録を希望する方は,以下から申請書をダウンロードし,
必要事項を記載の上,県生涯学習課へメール又はファックスで送信ください。
本システムを活用して家庭教育の研修を実施した企業へ
※事例紹介のページで家庭教育の研修の事例を紹介することで,これから企業内で家庭教育の研修を実施したい企業の参考になります。
お手数でも,次の様式へ写真の添付や必要事項を記入して,本ウェブサイトアドレス(
kigyou@edu.pref.ibaraki.jp
)まで
送信してください。ご協力をお願いいたします。
家庭教育支援資料について
本県では家庭の教育力の向上を図るために家庭教育に関する情報を提供しています。
家庭教育に関する資料は以下のサイトからダウンロードできます。
http://www.edu.pref.ibaraki.jp/board/syogai/katei/book.html
![]() すくすく育てはじめの一歩 |
![]() 家庭教育ブックひよこ |
![]() 家庭教育ブック |
![]() 家庭教育ブックつばさ |