クローバー >社会との関わり

仕事と子育ての両立


 総務省が平成30年に発表した就業構造基本調査によると、育児をしている男性の有業率が98.9%、女性が64.2%となっており、平成24年に比べ、女性の子育て世代の有業率がすべての年齢階級で上昇しています。
 仕事と子育てを両立することは大変なこと。  
 様々な制度や機関を上手に利用したり、互いに助け合ったりするなど、サポートを受けながら、子育てをしていきましょう。

放課後児童クラブ(学童)

 共働きの家庭などの留守家庭の小学生を、放課後児童支援員が小学校の余裕教室や児童館などの施設で預かります。市町村や民間団体などが運営しています。クラブによって開所日数や時間、費用は違いますが、月6,000円ぐらいで、日祝日、お盆、年末年始以外の18時~19時ぐらいまで預かってくれるクラブが多いようです。

放課後子ども教室

 すべての子どもが対象で、登録は必要ですが無料です。(材料費などがかかるところも。)学習アドバイザーや地域の住民ボランティアも参加して、スポーツや文化活動などを行います。開所日数や時間は市町村によって違います。

ファミリー・サポート・センター

 地域で育児の援助を受けたい人と行いたい人が会員となり助け合う組織です。市町村によって違いますが、自宅や援助者の自宅で預かります。費用は1時間600~700円ぐらいが多いようです。
(登録料がかかる市町村もあります)

ショートステイ

 保護者の方が病気や疲労、出張などで、一時的にお子さんをみられなくなったときに、児童養護施設などで宿泊を伴って子どもを預かる制度です。

ベビーシッター

 仕事や親の病気などの時に、自宅で子どもを見てくれます。利用時間帯も融通がきき、子どもの生活リズムや家庭の教育方針に合わせて保育をしてくれるので、安心感があります。

祖父母などの家族

 日頃から助けてくれたり、いざという時に子どもを見てくれたりする家族の存在はありがたいものです。互いに気もちよくできるように、日頃から情報交換をし、協力してくれた時は感謝の気もちを伝えるようにしましょう。

Loading