クローバー
>親としての喜び
しつけと虐待
しつけと虐待は違います
児童虐待とは、親または親代わりの養育者が、子どもに対して加える「身体的・精神的・性的暴力」のことで、育児を放棄し食事の用意や身の回りの世話等を全く行わないことも児童虐待に含まれます。

身体的虐待
・外傷を負わせる
・生命に危険のある暴行を行う
・意図的に子どもを病気にさせる など
心理的虐待
・ことばによる脅かし
・無視や拒否的な態度を示す
・兄弟姉妹と差別的な扱いをする
・子どもの目前で配偶者等に暴力をふるう など
ネグレクト
・子どもの健康・安全への配慮を怠る
・食事、衣服、住居などが極端に不適切で健康状態を損なうほどの無関心・怠慢 など
性的虐待
・性的暴行、性的行為の強要
・性器を触るまたは触らせる
・性器や性交を見せる
・ポルノグラフィーの被写体などに子どもを強要する など
虐待しそうになったら
<その場を離れましょう>
子どもを傷つけることに比べれば少しの間放っておいてもたいしたことではありません。
<感情を発散しましょう>
走ったり、飛び跳ねたり、誰も傷つけずに感情を発散する方法を見つけましょう。
<誰かに助けを求めましょう>
友だちや社会福祉局、サポートセンターなど助けてくれそうな人やどこで支援を得られるかを知っていると思われる人に連絡しましょう。
ジャニス・ウッド・キャタノ『完璧な親なんていない』三沢直子監修、幾島幸子訳、ひとなる書房 2017
