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脳とメディア


脳のしくみ

 脳は異なった機能を持ついくつかの領域に分かれています。
 脳の前方にある前頭連合野*は、注意、意志・思考、計画性、創造性など高次精神機能と関係している場所です。
 前頭連合野や大脳辺縁系*の機能は子どもたちの健やかな発達に重要な機能を発揮しており、前頭連合野の感受性期(臨界期)*は、シナプス*増減の推移から推論すると8歳くらいがピークで20歳くらいまで続くと思われています。
 この時期における、社会関係の正しい教育と学習が大切です。
 そのためにも、インターネットなどメディアに関する知識を親も子どもと一緒に学び、メディア機器を上手に利用するためのルールを家庭で話し合って決め、家族で守りましょう。そして、子どもたちの健やかな成長を後押しできるよう、家族以外の大人や異年齢の子どもたちと触れ合える活動や、自然の中でいろいろなものを見たり触れたりできる体験活動をさせましょう。
参考文献「情動の科学的解明と教育等への応用に関する検討報告書」文部科学省

前頭連合野(ぜんとうれんごうや)

 大脳皮質の前部(額や眼の後ろ)にあり、注意、記憶、意思・思考、計画性、創造性など高次精神機能と関係しているとされています。

大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)

 大脳皮質内側部の領域で、帯状回、扁桃体、海馬(体)、海馬傍回等からなります。他の大脳皮質(大脳新皮質)と比べて発生学的に古い型の皮質です。情動、記憶、本能行動、動機付け、自律神経調節など多彩な機能に関係しています。

感受性器(かんじゅせいき)臨界期(りんかいき)

 脳の機能は環境からの入力や経験、学習などによって変化するが、この変化は生後発達の一定の時期に特に起こりやすいので、この時期を感受性期あるいは臨界期といいます。

シナプス

 神経細胞と神経細胞または他の細胞との接続関係及びその接合部の称。この接続関係は、脳や脊髄の灰白質や神経節に集中します。シナプスを介して細胞の興奮が伝達される場合と、次の細胞の興奮が抑制される場合とがあります。

「情動の科学的解明と教育等への応用に関する検討報告書」文部科学省

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