ひよこ

自己肯定感を育むために


 自己肯定感※は、生まれてから長い時間をかけて、親や関わる大人、育った環境や様々な経験などで育まれていきます。
 とりわけ幼児期の親・周囲の大人との関わりが重要ですので、大切に思っている気もちをしっかり伝えてあげましょう。
 (自己肯定感とは、「自分は大切な存在だ」「自分はかけがえのない存在だ」と、子どもが思えることです。)

愛情を伝えるコツ

◆声かけ(どうしたの、お話聞かせてね、上手にできたね、おいしいね等)
◆ほほ笑み返し(目が合ったら、分かるように笑い返しましょう)
◆アイコンタクト(しっかり見つめ合い、アイコンタクトで答えましょう)
◆スキンシップ(抱っこ、おんぶ、こちょこちょ、手遊び等)
子どもは心が満たされ、安心します。

子どもをたたいてはだめ?

たたかれると、子どもたちは……
○相手が自分の思うとおりにならないとき、たたいていいのだと思ってしまいます。
○からだの大きい者は、小さい者をたたいていいのだと思ってしまいます。
○自分をたたいた人を、こわがったりきらいになったりします。
○おとなをこわがるようになります。
ジャニス・ウッド・キャタノ『完璧な親なんていない』三沢直子監修、幾島幸子訳、ひとなる書房 2017

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