ひよこ

幼児期(3~5歳)の特徴


 幼児期における親との「ふれあい」はとても大切です。その中から子どもは、親に愛されていることを実感するとともに、人の心の動きを知り、人が自分と違う考えをもっているということを理解します。そのことが、健全な発達や健やかな成長を促します。

3歳児

<発達>
〇基本的な生活習慣を身に付け始める時期です。
〇日常的な会話が交わせるようになります。
〇まだ他者の気持ちを想像することはできず、自分なりに自信や確信をもったことをやりたがります。
<遊び>
〇ままごと、ごっこ遊びを好んでするようになります。
〇同じ場所で同じ遊びをしていても、子ども同士の関わりが少ないのが特徴です。

4歳児

<発達>
〇疑問に思ったことを尋ねるようになります。
〇「約束」の意味が理解できます。
〇他者の考えや気持ちを推測することができるときもあれば、できないときもあります。
<遊び>
〇おもちゃの貸し借りをしながら、子ども同士で遊ぶことができます。
〇幼いなりに役割分担や、ルールを守って遊ぶことができはじめます。

5歳児

<発達>
〇基本的な生活習慣は、ほぼ身に付きます。
〇自分の名前や文字に興味・関心がでてきて書いてみたいと思うことが増えてきます。
〇3・4歳に比べ、他者の気持ちが想像できるようになります。
<遊び>
〇仲間意識が強くなります。
〇鬼ごっこなど、ルールのある集団遊びができます。

お子さんの発達について心配があったら…

 発達には個人差があります。お子さんの「発達」や「遊び」の中で、気になることがありましたら、お住まいの市町村の保健センターなどにご相談ください。

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