ひよこ
家庭は「心の安全基地」
子どもは、いろいろな体験を通して、自らの心の世界を広げていきます。その成長の中で、恐れや不安を感じたときに、いつでも安心して戻れ、心のよりどころとなるのが家庭であり、未知の世界へと歩みを進める子どもにとって、家庭は「心の安全基地」であると言えます。
多くの場合、一番身近にいて子どもが寄り添う人や関わる人が「心の安全基地」となりますが、これらの人は、複数いることが望ましく、相互に理解し合い、基地としての機能を十分に果たすことが大切です。
乳幼児にとって家庭は、活動の出発点であり、また、終着点でもあります。
生まれてきた赤ちゃんは、身近な大人からたくさんの「プラスの刺激」を受けると「肯定的な感情」をはぐくみ、「喜びの回路」を作ります。
逆に、身近な大人が悲しみや苦しみにとらわれていると、「マイナスの刺激」を受け、「悲しみの回路」が作られます。
しかし、どの親も初めは経験がないままスタートしますので、失敗はつきものです。
親も子どもも笑顔で日々を送るために、乳幼児期の子育てを楽しんでみませんか。
あまり気張らずに、子どもと一緒に少しずつ楽しみながら成長しましょう。
