県指定文化財 無形民俗文化財
みとだいかぐら
水戸大神楽
神楽の語源は神座の約音と解されており、神座を設けて神々と勧請(かんじょう)し、その神前で鎮魂と清め祓いなどを行ったのが古い形です。
水戸大神楽は宝暦2年(1752)、吉田台町の栗林主計が水戸東照宮祭礼に神楽獅子として供奉(ぐぶ)し(『新編常陸国誌』)、天明5年(1785)、その株を譲り受けた足黒村(東茨城郡茨城町)の宮内求馬が御用神楽司となりました。(「太田村御用留」)
その後、16代鴨川嘉之助から17代柳貴家正楽へと受け継がれてきました。
大神楽は獅子舞によって悪霊を祓い、合わせて曲芸を演じる芸能です。
現在は柳貴家正楽社中(17代・18代)と、同社中から分かれた柳貴家勝蔵社中とが、伝統芸能を継承し、その発展に努めています。
お問い合わせ
〒310-8588 茨城県水戸市笠原町978番6 茨城県教育庁 総務企画部 文化課[県庁舎21階]
電話 029-301-5449(有形・無形文化財担当) 029-301-5447(埋蔵文化財担当)
FAX 029-301-5469
E-mail bunka@pref.ibaraki.lg.jp