回答(小学校5・6年生)

習慣・しつけ

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Q1. 反発する子

娘が最近になって,私が言ったことに対して素直に「はい」と言わずに,反発することが多くあります。どのように接したらよいか困っています。

小学校高学年の母親

Answer

子どもは,自我の発達過程の中で親や周りの大人たちに対して反抗的な態度を強く示す時期があります。小学校高学年くらいになると,幼い子どものようなふれあいを求めてくる一方で,大人びた口調で文句を言ったり,反抗的な態度を取ったりすることは珍しくありません。親に向かって乱暴な言葉で話しても,心の中では,「自分のことを分かってほしい」「親から愛されたい」と欲している時期です。
娘さんなりに,お母さんに対する反抗と甘えを繰り返しながら,徐々に大人になっていくものです。
ですから,娘さんが,お母さんの言うことや考えを受け入れないことがあっても,大人になるための成長の過程と考えた方がよいでしょう。
もし,反抗的な言葉を発する時には,何が反対なのか,どこが気に入らないのかなど,娘さんの考えを聞いてみる姿勢も必要でしょう。また,お母さんが娘さんに話しかける時にも,「このことについてどう思う」「なるほど。そのようにも考えられるね」など,娘さんを一個人として尊重するような会話を心掛けることが大切です。
「まだ小学生」と思わずに,「一人の人間」であるという気持ちで向き合い,自立していくよう見守る心のゆとりが必要でしょう。

教育・子育て電話相談員
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Q2. 反抗的な態度を取る息子

小学校高学年の息子は,毎日のように両親が共働きの友だちの家でゲームやエアガンなどで遊んでいます。勉強も全くせず成績も下がってきています。注意をしても反抗的な態度を取るばかりで困っています。

小学校高学年の母親

Answer

小学校の高学年になると,友だち関係や遊び方などが変化してくる時期です。友だちの影響を受けやすくなり,友だち同士のかかわりを大切にするようになります。
親としては成績が下がったことが心配で,その友だちと遊んでばかりいることを注意するのでしょうが,息子さんにとっては大切な友だちを否定されたという思いになり,反抗的な態度を取ってしまうのでしょう。
また息子さんくらいの年齢は思春期に差しかかる時期で,親に注意されると余計に反発したくなるような年ごろであり,それは子どもの自立や親離れが始まった証拠でもあります。
一方的にしかるのではなく,父親を交えて,遊び方や勉強の仕方を息子さんと一緒に考えていくことが必要です。そして話し合ったことがきちんと守れた場合などにはたくさん褒め,認めてあげてください。しかしエアガンのように他の人に危害を加える可能性があるような遊びについては,遊び方の注意をしっかりと教えなければなりません。
時には友だちを自宅に呼んで一緒にゲーム以外のもので遊んだりするのも一つの方法です。そうした中で,友だちとのかかわり方など息子さんの様子も見えてくるでしょう。息子さんの友だちを大切にしようとする気持ちや複雑な思春期の始まりの時期であることを理解するとともに,親として息子さんを大事に思う気持ちを伝え,また学校生活や成績の面などについては担任の先生にも相談してはいかがでしょうか。

教育・子育て電話相談員

学習・進路

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Q1. 息子の進路

息子の中学校進学について,私と主人の意見が対立しています。息子は親の言いなりで,今回の進学についてまだ真剣には考えてないようです。主人は私立の中学校を受験させたがっています。私は友人の多い地域の公立中学校で学校生活を送ってもらいたいと期待しています。どのように対応したらよいでしょうか。

小学校高学年の母親

Answer

ご主人の考えは,厳しい競争社会の中での自分の体験から出たものでしょう。現実の社会を見据えると理解できるところもあります。また,お子さんに地道で着実な道を歩ませたいというあなたの考えも理解できます。
ここで大切なのは,お子さんの考えでしょう。小学校6年生ですから自分でしっかり考え,判断させてもよいと思います。
ご両親としましては,中学校の資料などを収集して,人生の先輩として人生の後輩であるお子さんに十分なアドバイスをしてあげましょう。それを参考にして,お子さんが自分で決めることができるように応援することが大切です。
親が決めてしまうと将来,学校生活などについて問題が生じた場合に,大きな後悔をしてしまうことが心配されます。しかし,本人が決めたことなら,少しぐらいの障害に出合ったとしても,困難に負けず,頑張って乗り切ることができると思います。

教育・子育て電話相談員

交友・学校生活

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Q1. 腹痛を訴える息子

息子は腹痛を訴えることが多くなりました。理由を聞いてみると,友だちが後ろからたたいたりするので嫌だと言っています。私に話をするとスッキリして遊びに出掛けていきます。息子はどちらかというと内向的で,相手にものをはっきりと言えない性格です。腹痛と友だちの乱暴には関係があるのでしょうか。

小学校高学年の母親

Answer

息子さんの腹痛は,友だちとのかかわりが原因であると思われます。お母さんが受容的にお話を聞いているので,息子さんは安心して自分の嫌なことを話しています。そのことで息子さんの悩みが軽減され,気持ちの切り替えができているようです。
今回の場合,お母さんは息子さんをしっかりと見守っており,親子の信頼関係ができているので,今後もこの姿勢を続けていってください。さらに,息子さんが相手に対して「嫌なことは嫌」と言える勇気を持って行動できるよう,励まし支えるようにしましょう。
友だちの乱暴についての対応ですが,この行為が続く場合はいじめととらえ,担任の先生に相談してください。事実や背景を調べ,早急に対処してもらう必要があります。場合によっては,学校全体で対処していただくことも考えられます。
いじめの問題を解決するために,家庭では「親自身が他人を思いやる気持ちや,正しいことを勇気を持って行う」「子どもの日常生活に十分目配りをする(変化や悩みを察知)」「親は一人一人の子どもの違いや良さを見詰め生かしていく」,などを心掛けましょう。

教育・子育て電話相談員
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Q2. 子ども同士の物の貸し借りのトラブル

小学校高学年の娘は,仲良しの友だちと互いにゲームの貸し借りをしていましたが,最近,貸したものを返してもらえず困っているようです。どのように関わってあげればよいでしょうか。

小学校高学年の母親

Answer

子ども同士のトラブルは,できるだけ子ども同士で解決させたいものです。大人が介入して安易に問題を解決することが子どものために必要なのかを十分に考えることが大切ですが,今回の場合,子ども同士では解決できないようですので,大人の手助けが必要かもしれません。まずは,お母さんが感情的にならずに,お子さんの悩みを受け止めてあげることです。
次に,担任の先生に相談し,子ども同士の良好な関係を最優先した慎重な対応策を考えてもらえるようお願いしましょう。さらに学校での二人の様子を観察してもらい,時々先生にその様子を伺うようにしてみてはいかがでしょうか。
娘さんは,仲良しの友だちに大事なものを返してもらえず悩んだと思いますが,同時に,借りた相手の気持ちを考え,きちんと返すことの大切さなども学んだのではないでしょうか。

教育・子育て電話相談員

いじめ・不登校

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Q1. 学校を休みがちになった息子

小学校高学年の息子は2学期に入ってから学校に行きたくないと言い始め,学校を休みがちになりました。1学期中は元気に通っており,夏休み中もサッカーのスポーツ少年団で友だちと仲良く練習に参加し,試合に出場するなど楽しく過ごしていました。理由を聞いてもはっきりとした答えが返ってきません。どうしたらいいでしょうか。

小学校高学年の母親

Answer

息子さんは夏休み中,意欲的にサッカーの練習をし,目標としていた試合にも出場することができたのでしょう。しかし一方で暑い日の練習と試合で体は疲労し,夏休みの宿題も十分やれなかったことなどがきっかけで,学校に行きたくなくなっているのかもしれません。
また夏休み中はサッカーの友だちだけのかかわりになってしまい,学校での友だちとは少し距離ができてしまうなど,友だちとの関係からも楽しかった学校生活に意欲がなくなっているのかもしれません。あるいは家庭でも親にあまりかかわってもらえないため,学校に行き渋ることで,自分にもっと目を向けて欲しいという気持ちを自己表現しているのかもしれません。
息子さんが学校を休みがちになったことにはさまざまな原因が考えられます。息子さんがどういう日に学校に行きたがらなくなるか,どんな言葉で学校へ行きたくないことを親に伝えてくるのかなど,よく観察する必要があります。原因が学校生活にあるとすれば担任の先生に相談することが必要でしょうし,家庭での問題には,家族みんなで話し合いの場を持ちましょう。
大切なことは,親としてつらい思いをしている息子さんの気持ちを十分に理解してあげることです。そして息子さんのプラス面を認めるようなかかわり方をし,自分に対する自信を回復させ,成長のための心理的な支えとなってあげましょう。

教育・子育て電話相談員
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Q2. 不登校気味の娘

小学校高学年の娘は,朝起きてから何となくぐずぐずして遅くなり,登校班の約束の時間に間に合わないことが多くなりました。一人で登校したり,時には休んでしまったりしたこともあります。このまま学校を休み続けてしまうのではないかと不安です

小学校高学年の母親

Answer

朝は普通に起きられるのに,登校時間が迫ってくると行動が遅くなるというのは,娘さんの心の中に学校生活で何か気に掛かるものがあるのかもしれません。はっきりとした原因が分からないことは,お母さんにとっても不安なことだと思います。
まずは,娘さんの家での様子を担任の先生に伝え,学校での友だち関係や学習の様子などを聞きながら,学校と家庭との連絡を密に取り合うことが大切です。学校で,いじめや身体疾患・不適応などの明らかな兆候がないのであれば,登校を渋っている原因がほかにあるのかもしれません。
娘さんが登校班の約束の時間に遅れても,お母さんと一緒に学校に行ける段階であれば,しばらく様子を見守ることも一つの方法です。そして,本人の気持ちを否定せず,娘さんが頑張っている気持ちを認めてあげることも,親の役割として大切です。悩みを自分自身で解決できるよう支援しながら,しっかりと見守ることも子どもの成長のためには必要なことです。

教育・子育て電話相談員
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Q3. サッカー少年団で仲間外れ

サッカーが大好きな息子なのに,このごろ練習に行きたくないと言い出し,表情も暗くなりました。本人に原因を聞いても何も話してくれないので,他の部員の母親に聞くと,陰で悪口を言われたり,無視などの仲間外れをされたりしているようです。親として心配でたまりません。

小学校高学年の母親

Answer

急に好きなことをしなくなったお子さんを見て,不安になったお母さんの気持ちがとてもよく分かります。本人も両親に心配をかけたくないという気持ちと,自分でどう解決してよいのか悩んでいる様子がうかがえます。
自分の気持ちを素直に言葉にすることができない状態が続くと,体調にまで影響が出たりします。まずは,少年団の責任者やコーチに相談することが大切です。スポーツはともすると「レギュラー争い」など仲間との競争意識がエスカレートして,ゆがんだ上下関係ができてしまうこともありがちです。
集団スポーツのよさは,ひとつの目標に向かって互いに切磋琢磨し,技術も心も伸ばしていけることです。指導者は日ごろから団員同士の人間関係を把握し,望ましい関係づくりにも取り組んでいますので,お子さんを交え十分に話し合うことが大切です。
保護者としては,「我が子の身の安全を全力で守り抜く」という親の気持ちをしっかり伝え,お子さんの心を独りにさせないようにするとともに,保護者同士の連携をさらに深め,少年団を保護者全体で見守る雰囲気づくりに努めることも必要でしょう。

教育・子育て電話相談員

その他

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Q1. 少年団の活動に夢中

小学5年生の息子は,小学校3年生から地域の野球スポーツ少年団活動に参加し,どうにかレギュラーポジションを取ることができました。最近は野球に夢中になり過ぎ,勉強もおろそかになって成績も下がってきています。スポーツ少年団のような団体活動も大切なことは理解できるのですが,今後どうしたらいいでしょう。

小学校高学年の母親

Answer

大好きな野球スポーツ少年団に入って一生懸命努力した結果,レギュラーに選ばれたのでしょう。一つのことに夢中になれることは本当に素晴らしいことです。息子さんの努力を,大いに褒めてあげてください。
スポーツ少年団のような団体活動は互いに協力し,励まし合ったりしながら,人と人とのかかわり方を学んだり,さまざまな交友関係を築いていくものです。現在,夢中になって野球に取り組んでいる息子さんの活動を十分認め,励ますことが,今後の成長に大切なことだと思います。
成績について心配であれば,息子さんとこれからの学習や野球への取り組み方,時間の有効な使い方などを話し合って決めましょう。親が一方的に押し付けるのではなく,自分自身で決めて学習することにより,自主性や責任感などが身に付くと思われます。
あまり成績の変化に過敏にならず,温かく見守り励ましてあげれば,これまで以上に野球も学習への取り組みも充実するでしょう。

教育・子育て電話相談員
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