回答(小学校3・4年生)

習慣・しつけ

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Q1. 要求が通らないと暴れる息子

小学校中学年の息子は,幼い時から言い出したら聞かず要求が通るまで泣き叫び,なだめるのに大変苦労しました。小学校入学後も落ち着きは見られず,先生から度々注意されます。その注意も最後まで聞かず,自分の言いたいことを言い出し,先生を困らせています。最近は友だちも少なくなり,登校も渋りがちです。家では要求が通らないと下の子にも八つ当たりし,暴力を振るったり物を壊したりして暴れます。どうすればわがままを直すことができるでしょうか。

小学校中学年の母親

Answer

子どもの気持ちや思いを大切にすることは大事ですが,わがままを全て許していると,いつまでたっても基本的な生活習慣や良好な人間関係を築くための思いやりの心などが身に付きません。
そのため,集団の中で孤立してしまい,学校へも行きづらくなってきます。子どもには小さいころから家庭内で「やって良いこと,いけないこと」「相手の気持ちを考える」などをしっかり身に付けさせておかないと,人とのかかわり合いや社会性に大きな影響がでる場合があります。一般的に小学生の男児は,女児と比較すると幼稚さが見られ,特に手がかかるとも言われますが,なぜ,お子さんがわがままな言動を取るのかじっくりと耳を傾け,言動の原因に悩みや不安がある時には,解決のため一緒に考えてあげましょう。
また,わがままな言動を少しずつ改善していくためには,日ごろから子どもに関心をもって誠実にかかわり,時には理由をよく説明してあげた上で「だめなものはだめ」と,毅然とした態度を取ることも必要です。しかし今後も改善が見られない時には,専門機関に相談してみることも大切だと思われます。

教育・子育て電話相談員
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Q2. 姉妹の思いやりの心

小学生の娘は,妹をささいなことで泣かしたり,自分の物を貸してあげることができなかったりします。どのように関わっていったらよいのでしょうか。

小学校中学年の母親

Answer

姉とはいえ,この年齢では自分の物を物分かりよく貸せないのが普通です。取り合いのけんかもよくします。しかし,時には妹に教えたり手伝ったりして,お姉さんぶりを発揮しているときもあると思います。そのようなときは,そのお姉さんらしい態度を大いに褒めてあげてください。自分が認められたことにより,思いやりのある行動がさらに増えていくと思います。
また,妹と争っているときは,親が一方的に注意したり,止めたりするのではなく,互いの言い分を聞いて仲裁し,悪いことは悪いと注意してください。その際,単なる口げんか程度でしたら見守っていてもいいのではないでしょうか。互いに自己主張したり,相手の言い分を聞いたり,我慢したりするなど,小さなトラブルを通して,自分の要求の仕方や相手との折り合いのつけ方を学び,友だち付き合いも上手になるでしょう。
親としては,普段から子どもがいろいろな人との触れ合いの機会をたくさん持つように心掛けてください。それによって,感情のコントロールの仕方や人との接し方が身に付き,思いやりの心が自然とはぐくまれるのではないでしょうか。

教育・子育て電話相談員
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Q3. わがままな心を直したい

私の子どもは,自分の思いどおりにならないと,泣きわめいたり,物にあたったりします。この様子では,学校や社会での生活がうまくいかないと思います。わがままな心を直すためにどうしたらよいでしょうか。

小学生中学年の父親

Answer

現在,子どもの要求を満たすことが親の愛情だと思い,つい要求に従ってしまうことで,子どもに「我慢する心」が育ちにくくなっている傾向がみられるようです。
わがままな言動をしたとき,お子さんがどのような気持ちでその言動をとったのかよく聞き,その都度注意することが大切です。なぜ,わがままな言動をとっていけないのか,相手や周りの人はどう感じるのかをよく話し合うとよいでしょう。また,担任の先生にお子さんの学校での様子を聞き,対応の仕方を相談することが必要だと思います。
そして,お子さんが自分の気持ちを抑え,我慢することができたときには,しっかりと褒め,お子さんを認めてあげることで,少しずつお子さんの気持ちの中に「我慢する心」が育っていくと思います。
何よりも親子関係の安定が「わがまま」を減らし,がんばる力を育てるといえますので,今後も親子の絆を大切にしてください。

教育・子育て電話相談員

学習

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Q1. 学習の習慣を身につけさせたい

小学生の子どもは,学校から帰ると毎日のように,マンガやテレビ,ゲームに夢中になっています。しかし勉強になると全く身が入りません。学習の習慣を身につけさせたいのですが,どのようにすればよいでしょうか。

小学生中学年の母親

Answer

学習に興味や関心を持たせ,学ぶことの意義を理解させるために,子どもが勉強しやすい環境作りから始めてみましょう。学習しやすい場の確保はもちろんですが,子どもが学習している間,親も机に向かい本を読むなど,親子で一緒に机に向かうことも効果的です。
また,学ぶことの楽しさや達成感を繰り返し体験させることも大切です。子どもが頑張ったときは,大いに褒めてあげてください。子どもにとって,親に認められ,褒められることは大きな喜びや達成感となって,学習意欲の向上につながります。
本来,子どもは知的好奇心が旺盛です。日頃の「なぜ?」という疑問に対して,親と一緒に取り組み,解決したときの楽しさや喜びを親子で共有することで,子どもの「学ぶ意欲」が増し,自ら進んで学ぶ習慣や集中して学習に取り組む習慣が自然と身についていくと思われます。

教育・子育て電話相談員

交友・学校生活

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Q1. 友人関係の変化

新学年になってから,今まで頻繁に家に遊びに来ていた仲の良い友だちと遊ばなくなりました。子どもに聞いても大丈夫だといいます。親としては友人関係がどのようになっているのか心配になってきました。どのようにしたらよいでしょうか。

小学校中学年の母親

Answer

友人関係は学級編成やクラブ活動,また趣味や好むスポーツが変化することによっても変わることがあります。特に,この年代の子どもは,スポーツ少年団に入団して新たな世界に足を踏み入れるなど友人関係が大きく広がる時期でもあります。人間関係の広がりは心の成長にもつながりますので,心配しないで温かく見守ってあげましょう。
ただ,そうした変化や成長に原因があるのではなく,小さな行き違いやトラブルから不仲になっている場合もあります。心配なときは,子どもの状況を一番把握しているのは学級担任の先生ですので,まず担任の先生とよく連絡を取り友人関係についての相談をするのがよいでしょう。
そして家族の間で普段から何でも話せる雰囲気を作り,学校や友だちのことなどをよく聞きながらお子さんの言動を見守るよう心掛けてください。

教育・子育て電話相談員
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Q2. 仲のよい友だちをつくるためには

小学校中学年の男の子です。わがままなところがあり,友だちとの言い争いも多く,仲のよい友だちがいません。これからどのようなことに気を配っていったらよいのでしょうか。

小学校中学年の父親

Answer

一般的に小学校中学年のころは,友だちとの遊びを通して,人と人とが付き合っていく基本的なルールを自然に学ぶ時期です。
まず,友だちと言い争いになる原因を見つけることです。本人の「わがまま」も考えられます。それを息子さんがどう考えているかを親としてよく耳を傾けることで,原因が見えてくると思います。
また,甘やかしすぎは,友だちの立場を考える心を育ちにくくします。これからは,息子さんの主張を一方的に聞き入れたり,逆に命令的な口調になりすぎたりしないように,十分気を配ってください。
さらに,家庭でのお手伝いや自然体験の機会を通して協調性や社会性を育てていくことも一つの方法です。いろいろな交流を通して,友だちと協力しながら楽しい時間を過ごすことのおもしろさを体験させることもよいと思います。

教育・子育て電話相談員

いじめ・不登校

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Q1. いじめを受ける小学生の娘

娘は,クラスの男の子にいじめを受けています。最初は言葉で髪型をからかわれていたのが,男の子の行動も次第にエスカレートし,娘の髪を引っ張りながら教室を歩き回るようになりました。周囲の友だちはその様子をただ見ているだけで,笑い出す子もいるそうです。
担任の先生に言うと何をされるか不安なので,我慢するしかないと,娘は言います。何か良い解決方法はないでしょうか。

小学生中学年の母親

Answer

いじめはどんな理由があろうとも,やってはいけない行為です。
しかし,いじめている子は,悪ふざけのつもりでいじめと認識せずに行動していることがあります。また,「いじめられた子」や「いじめを見ていた子」は,そのいじめを話すことによる仕返しが怖いので,親や先生に隠してしまいがちです。
しかし,あなたのご家庭では,お母さんとお子さんとのこれまでの信頼関係がしっかりしているので,お子さんが「つらい」気持ちを訴えることができたのではないでしょうか。
まずは,お母さんは,お子さんの訴えをしっかり聞いてあげてください。子どもの気持ちに寄り添うことで,親に理解されているという安心感から,お子さんの気持ちも前向きになってくるでしょう。 そして,相手の保護者に訴えるなどの行動を起こす前に,お子さんと話し合いの上,担任の先生に相談するのが一番であると考えます。担任の先生なら,解決の糸口を見いだす指導や助言を必ずしてくれます。

教育・子育て電話相談員
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Q2. いじめ傍観に苦しむ我が子

近頃,我が子の様子がおかしいので理由を聞いたところ,クラスの友だちが,物を隠されたり無視されたりする「いじめ」を受けているとのことで,それを見て見ぬ振りをしているのが心苦しく,つらいという話を聞きました。どのように対処したらよいのでしょうか。

小学生中学年の母親

Answer

お子さんは「いじめ」がいけないことだとは理解していますが,後で自分も「いじめ」の対象にされるのが怖いので,関わりたくないという思いから,見て見ぬ振りをしてしまったようです。このような複雑な思いに揺れ動き,心を痛め,つらい毎日を送っていたと思われます。
「いじめ」を放置することはクラス全体の子どもたちの人格を形成する上でも大きな問題ですので,早めの対応を心掛けなければなりません。お子さんとも十分に話し合い,話す内容も含めお子さんの了解を得た上で,学校に相談し「いじめ」問題の解決を依頼しましょう。
お子さんに対しては,「いじめ」の存在を正直に話してくれたことに対しての勇気と行動に対する理解の気持ちを伝えましょう。ただ,一方ではいじめは絶対に許されないことであり,傍観者もいじめを暗黙的に支持する役割を担っていること,また自分が逆の立場だったら傍観者に対してどう思うのかということも含めて,「いじめ」の問題に直面した時に具体的にどのように行動するべきなのかを親子で話し合うことが大切です。これを思いやりの心や規範意識の育成など人間関係の基本を学ぶ機会としてください。

教育・子育て電話相談員

家族・地域

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Q1. 息子の自転車遊び

小学生の息子は最近覚えた自転車乗りが面白くて,学校から帰ってくるとカバンを放り投げ,近所の友だちと夕方遅くまで自転車を乗り回して遊んでいます。道路状況は安全面で不安があり,事故になりはしないかと心配です。学校から安全な乗り方についての文書も出されていますが,親としてどのようにしたらよいか悩んでいます。

小学校中学年の母親

Answer

小学校中学年のころは体力もつき,好奇心も旺盛で,友だちとの結び付きも強くなる時期です。行動範囲も広がり,今のお子さんにとって自転車乗りが一番楽しい時間なのでしょう。
しかし,道路状況によっては車の交通量が多く,危険な場所もあります。学校でも安全教育の一環としてさまざまな指導を行っていますが,実際に自転車に乗る場合は,本人のより高い安全意識が必要になってきます。
お子さんが自転車で乗る道路を一緒に見て回ってはいかがでしょうか。そして危険な個所を自分の目で確かめさせ,「ここは危ないからこのように」など,現地で具体的に行動で示してあげることが大切です。自転車に乗る注意点や主な交通規則についてもわかりやすく教えてあげましょう。
保護者は児童を自転車に乗せる際,ヘルメットをかぶらせるよう努めることになっています。安全のため,ヘルメットをかぶって自転車に乗ることを約束させることも必要です。

教育・子育て電話相談員

その他

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Q1. サッカーが上達しない息子

小学生の息子は町のサッカークラブに所属し,楽しそうに練習をしています。しかしボールをけって遊んでいるといった様子で技術の向上もあまり感じられず,低学年から試合に出場したことがありません。チームメートの母親に「今まで試合に出ていないのはお宅の子だけだ」と言われ,親として落ち込んでいます。監督には「今は楽しんでやることが大事」と言われましたが,続けさせるかどうか迷っています。

小学生中学年の母親

Answer

今大切なことは,監督さんがおっしゃるようにサッカーの楽しさを感じることではないでしょうか。楽しさの中からやる気が生まれます。家でお子さんと練習での出来事や楽しかったことについて話をするなどして,お子さんのサッカーに対する意欲や行動の様子をよく見守ってあげてください。そして,時に褒めてあげたり,アドバイスをしてあげましょう。
サッカークラブの活動は体力づくりにとどまらず,人とのかかわりの中で,ルールやマナーなどさまざまなことを学ぶ貴重な体験ができます。試合に出場できないことでお母さんが「ひけ目」を感じる必要はありません。成長していく過程で大きな飛躍も考えられます。元気に練習に参加しているお子さんを応援し続けてください。
今後,お子さんが他にやりたいことが見つかったり,サッカーに行き詰まりを感じるようなことがあったときには,よく話を聞き,お子さんと一緒に考えてあげてください。

教育・子育て電話相談員
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Q2. 落ち着かず協調性に欠ける我が子

子どもが担任の先生から「落ち着きがなく,協調性に欠ける」と指摘を受けました。小学1年生の時も同じことを言われましたが,学年が上がれば落ち着くと思い,特に気に留めていませんでした。しかし,現在も改善が見られず,何かしらの障害があるのではないかと心配です。どのように対応したらよいでしょうか。

小学生中学年の父親

Answer

子どもの発達には個人差があります。また,問題と思われる行動には原因がありますので,その背景を考えなければなりません。親子関係や学校・友人関係などが良好であるかどうか,生活の中に考えられる原因はないか考えてみましょう。その上で,お子さんに寄り添い,コミュニケーションの時間を多く取り,お子さんの言動を温かく見守り対応することから始めてみましょう。
最近では「発達障害」という言葉だけが独り歩きして,「落ち着きがない=発達障害」と受け取られてしまう傾向があります。しかし実際には,注意力が長続きしない,落ち着きがなく動き回る,感情が抑えられず衝動的に行動してしまうなどの症状が混在して表れることが多いようです。
子どもの言動が心配な時にはまずは担任の先生に相談することをお勧めします。先生は多くの子どもに接した今までの経験から,行動を客観的に判断し適切な助言をしてくれると思います。また,学校では発見できないケースもありますので,必要に応じて病院など専門の相談機関に相談することをお勧めします。

教育・子育て電話相談員
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