平成27年度

いばらき輝く教師塾


第8日・第9日
授業参観の感想
 小学校を見学した感想
  •  公開授業に参加させていただき,自分がこれまで大学で行ってきた模擬授業を見直し,新たな視点からのアプローチや授業展開を考えるためのよい刺激になった。

  •  現代を生きる子どもたちの視点で考えられた授業で,課題設定や問題の位置付けがおもしろく,子どもたちも一生懸命に考えているようであった。

  •  道徳の授業を見て,「これこそが道徳なのか」と感動した。子どもの発言中に先生が何度もうなずき,子どもの目線と同じ高さで話を聴いていた。

 中学校を見学した感想
  •  英語の授業を見学し,生徒が英語を話す時間を多く設け,主体的に取り組む授業構成となるように工夫されていた。

  •  生徒が受け身の授業ではなく,自分の考えをまとめ,グループの中で他の生徒と議論し,それを発表していた。生徒が主体的に授業に参加していると感じられた。

  •  生徒たち一人一人が意見や考えを自分の言葉で表現し,話合い活動で生き生きと発表していた。授業においては,生徒の意見が出やすい雰囲気づくり,生徒の多様な考えを引き出せるような発問の工夫が大切であることを学んだ。

 高等学校を見学した感想
  •  「道徳」の授業では,クラス全体が一つの円をつくり,それぞれが自らの意見を伝え,友人の意見にも耳を傾けていた。

  •  専門性の高い授業が展開されていた。先生が自作のプリントを作成したり,授業にグループワークを取り入れたり,ICTを活用したりしており,教材準備等の重要性を学んだ。

  •  保健の授業では,写真や映像を用いて視覚的にイメージしやすくなるように工夫していた。また,板書だけでなく,プレゼンテーションソフトも有効に活用したり,生徒の興味を引くような言葉かけをしたりしており楽しそうであった。

 特別支援学校を見学した感想
  •  初めて特別支援学校の授業に参加した。一人一人に対応して授業が実施されており,毎時間の目標も個々に応じた内容であった。複数教科の授業に参加したが,絵や実物などを積極的に用いるという共通点があった。

  •  一人一人の教育的ニーズに合った課題を設定していた。音声機器の利用の仕方や見て分かる教材の工夫などを見るよい機会であった。

  •  小学部の算数,「数を数える」という授業であったが,子どもたち一人一人に合わせた課題の設定,きめ細やかな指導と子どもたちへの温かい言葉かけの仕方など多くのことを学んだ。