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【要旨】
- 初めての学級担任時代,先輩教師の真似をしたが,学級経営は上手くいかなかった。真似をすることに加え,実態に応じて少し考え,ひと手間・ひと工夫することにより,学級は徐々に落ち着いた。
- 学級が上手く機能しない状況とは,子どもたちが,勝手な行動をして,教師の指導に従わず,集団教育の機能が成立しない状況が一定期間継続し,学級担任や教科担任による通常の指導では,問題解決しない状態である。
- 学級経営においては,教員個々の力量では対応できないこともあり,学年・学校・外部の専門機関がチームとなり,組織的に対応することも不可欠である。
- 「初めが肝心」,「途中が大事」,「終わりよければすべてよし」という心もちで,子どもたちに常に前向きに関わることが大切である。
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