平成26年度

いばらき輝く教師塾

茨城県教育研修センター
第4日 11月15日(土曜日)

講義資料(pdfファイル)

講義
     

【要旨】

  •  初めての学級担任時代,先輩教師の真似をしたが,学級経営は上手くいかなかった。真似をすることに加え,実態に応じて少し考え,ひと手間・ひと工夫することにより,学級は徐々に落ち着いた。
  •  学級が上手く機能しない状況とは,子どもたちが,勝手な行動をして,教師の指導に従わず,集団教育の機能が成立しない状況が一定期間継続し,学級担任や教科担任による通常の指導では,問題解決しない状態である。
  •  学級経営においては,教員個々の力量では対応できないこともあり,学年・学校・外部の専門機関がチームとなり,組織的に対応することも不可欠である。
  •  「初めが肝心」,「途中が大事」,「終わりよければすべてよし」という心もちで,子どもたちに常に前向きに関わることが大切である。

教育庁義務教育課
指導主事 太田 雅彦

ワークショップ
塾生の感想
  •  学級経営をおこなう上では,子ども一人一人を見ること,チームで対応すること,その時々を精一杯過ごすことが大切だと思いました。【若手教員】
  •  謝恩会で生徒と涙した話を聞き,自分も苦労を乗り越えて,素晴らしい涙を流せるような教員になりたいと思いました。【若手教員】
  •  常に子どもを観察して,教師側に非があるかもしれないと見直すことが,学級崩壊を起こさない第一歩になるだろうと考えました。【学生】


講義資料(pdfファイル)

講義
     

【要旨】

  •  地震発生の際,子どもたちが自らの判断で机の下に隠れて被害を免れた時,自分の命を守ること,避難訓練の重要性を痛感した。
  •  学校の体育館が避難所となり,教職員が運営に関わった際,水・食糧・毛布等の配給の見通しが立たない中,地元企業や地域住民の温かさに触れることができた。
  •  多くの人たちの心温まる支援と励ましに触れることができたこの経験を生かし,「人の痛みが分かる・人にやさしくできる・人のために働ける」子どもたちを育てたいと感じた。
  •  学校においては,「まさか」や「想定外」があってはならない。緊急時の訓練や危機管理マニュアルの見直し,役割分担等,災害に対応する準備をしておくことが大切である。

教育庁義務教育課
管理主事 飯田 研一

ワークショップ
塾生の感想
  •  子どもたちを守るために,学校現場では,どんな状況でも「想定内」として対応できる準備をしなければならないと強く思った。【若手教員】
  •  教師は,常に子どもたちの命を預かっているということを意識しながら,震災等においても冷静に対応しなければならないと感じた。【学生】
  •  災害対策については,危険を予測して,どう行動するかを事前に考えておくこと,教員同士が共通認識で対応することが大切だと思いました。【学生】