平成26年度

いばらき輝く教師塾


茨城県教育研修センター
第1日 10月4日(土曜日)

 

        

【要旨】

  •  ベテラン教員の大量退職に備え,優秀な人材の確保と若手教員の資質向上を図ることが急務である。

  •  日本が国際社会で戦う上での資源は人材であり,教員には国家を支える人材を育成する重要な役割がある。

  •  教員に求められている大切な資質・能力は「専門力」と「人間力」である。

  •  教員の業務は多忙であるが,子どもたちと触れ合う時間をもつことが大切である。

茨城県教育委員会教育長
小野寺 俊




       
                

【要旨】

  •  教師は,常に学び続ける姿勢が必要であり,子供たちの目標であり続けることが大切である。

  •  本教育研修センターは,学び続ける教師のための研修場所であり,このセンターを中心に様々な現職研修を実施している。

  •  本県の将来を担う子どもたちを育成するという意識で,基本的スキルと実践的指導力を身に付けてほしい。

茨城県教育研修センター所長
武井 一郎




 
                

【要旨】

  •  いろいろなことに関心をもち,「気付き」を大切にして,自分自身の感性を磨いてほしい。

  •  頭で分かっていても,行動に移していない人が多い。常に自分で考え,発言し,実践することが大切である。

  •  相手の気持ちを「察する」ことがおもてなしの心である。相手の期待に応えるのではなく,相手の期待を超えることが大切である。

  •  人は,「理解」よりも「気付き」によって成長する。

  •  どのような教員になりたいのかという志をもって学び続け,いろいろなことに関心をもち,子どもたちの未来のために良い先生になることを期待する。

株式会社ヤマオコーポレーション代表取締役 鬼澤 慎人 氏



塾生のアンケートより
 教育長挨拶についての感想
  •  保護者の方々が,教師に求めているのは,「強い情熱」であると知り,今の気持ちをもち続け,教壇に立ちたいと感じた。【学生】

  •  教育のプロとして,児童・生徒の人間形成の大切な時期に携わる者として,常に謙虚な姿勢を忘れずに,「専門力」と「人間力」を磨く努力を続けようと強く思った。【若手教員】

  •  常に社会を見続け,教養を深めることが大切だと感じた。そして,日頃から人への感謝の気持ちを忘れず,周囲に温かい気持ちで接し,心を磨いていきたいと思った。【学生】
 講話「社会人として 教師として」についての感想
  •  「21世紀は感性を育てなければいけない。しかし,感性を教えることはできない。」という言葉から,自分が教師として何ができるのか,気付かされた。子どもたちに,成長するための「気付き」を与えたいと思った。【学生】

  •  「関心-気付き-感性」を日々忘れず,一人の社会人として,価値を生み出せる人間に成長していきたい。そして,その経験や姿を自分が教員になった時に,自信をもって子どもたちに見せていきたいと思った。【若手教員】

  •  様々なことに関心をもって感性を磨き,自分で考え,発言し,実践し,反省することを繰り返し,教師として成長したいと感じた。【若手教員】