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工藤遼教諭(鹿嶋市立鹿野中学校)

令和3年8月4日掲載

希望を見いだせる力を

工藤遼教諭
▲工藤遼教諭

 新型コロナウイルスが社会や学校現場にもたらした影響は多大なものであった。子どもたちの安全の確保、今までの慣例の見直し、働き方改革など、私たち教員が考えるべき課題は山積している。私は次のようなことを実感した。

 まず「あたりまえ」なことへの感謝の気持ちである。学校行事ができる、部活動の大会に参加できる、学校で友達と学ぶことができるなど、今までの「あたりまえ」が失われた時期があった。子どもたちもどこか元気がなく、私たち教員も、どうすることもできないもどかしさが募っていた。徐々にではあるが、もとの学校生活が戻ってきている。日々、子どもたちと学校生活が送れる感謝を心に留め、「あたりまえ」を大切にしていきたい。

 同時に、生徒たちはこれから先の社会で似たような事態に直面するのではないか、とも考えるようになった。新型コロナウイルスによる影響がここまで広がるとはだれもが予想しえなかったことであろう。このような未曾有の事態に直面したときにどう考え、どう行動するべきなのか。社会科を教えていて一番楽しいことは、生徒一人一人の個性的な意見に触れたり、生徒が未知の事象に向かって懸命に取り組んでいる姿を見たりできることである。社会科の学習を通して、これから先の時代に必要な難問に直面したときに臆せずに立ち向かえる力、希望を見いだせる力を育てていきたい。

 未来がどうなるかは誰にも分からない。世の中にある問題のほとんどは答えが決まっているわけではない。しかし、そんな世の中を生きていかなければならない。未来を生きる子どもたちにとって、さらに必要な力とはどのようなものか。私自身もまた、この問いに対する答えを子どもたちとともに探して行きたい。

【令和3年7月28日茨城新聞掲載】

 

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