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鈴木仁子栄養教諭(大洗市立大洗小学校)

令和3年6月2日掲載

味覚の幅広げる給食

鈴木仁子栄養教諭
▲鈴木仁子栄養教諭

 4時間目が終わると配膳台(はいぜんだい)の準備をして、給食当番の子は白衣に着替え始め、給食の時間が始まる。ワゴンを教室まで運んでいくと「今日は中休みのときからいいにおいがしてたよ」「今日の給食はなぁに?」と子どもたちが寄ってくる。毎日、反応が違って楽しい。

 給食の時間に、苦手な食べ物がある子には「一口食べてみたら?」と声をかける。食の細い子には「食べられる分だけでいいよ」と声をかける。そんなことを続けているとある日、「食べてみたらおいしかった」「今日は全部食べたよ。もうちょっと増やして」と言ってくれる。「すごいね」「おいしく食べてくれてうれしいな」と返すと、にっこりととびきりの笑顔を見せてくれる。計算ができた、縄跳びができた、と同じように、できなかったことができるようになった喜びを給食でも感じてくれたらとてもうれしい。

 食の嗜好(しこう)や食欲は個々でさまざまであるし、給食で初めて食べる物や料理がある子もいる。給食では、できる限り旬(しゅん)のものや地元の食材を使用している。また、いろいろな調理法を取り入れたり、食べ物本来のおいしさが感じられるように味付けは薄味(うすあじ)にしたりしている。大人には少し物足りないと感じる味付けでも、子どもたちはだしのうま味や野菜の甘みを敏感に感じることができる。その分、給食室でも食材のおいしさを十分に引き出すために、調理員さんと試行錯誤(しこうさくご)しながら調理をしている。

 おいしく楽しく食べることは生きていく上で心を豊かにし、健康な生活を送るためには欠かせないものである。だからこそ、学校給食を通してさまざまな味に触れ、おいしいと感じることがたくさんできるように味覚の幅を広げてほしい。そんな手助けをこれからもしていきたい。

【令和3年5月26日茨城新聞掲載】

 

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