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直江秀明教諭(鹿嶋市立高松中学校)

令和2年5月7日掲載

美術の力を伝えたい

直江秀明教諭
▲直江秀明教諭

 幼いころから絵を描くことが好きで、よく鉛筆と広告チラシの裏の白紙を使って絵を描いて過ごしていた。正月に親戚の家で描いた絵を見せたり、小学生のころ、友達に頼まれて自由帳に絵を描いたりしたことをよく覚えている。振り返ると、褒めてもらえることがうしくて、絵を描くことで自分を認めることができていたのかもしれない。

 これまで美術を通して、幼児から高校生まで幅広い年代の子どもたちと関わらせていただいた。どの年代も創造活動に対して一生懸命で、共に活動に関わり、苦労や困難を乗りこえ、作品が完成した時の達成感を共有できたことは私にとって宝である。

 私が描いた絵を背景に、お遊戯を頑張ってくれた幼児、描かれたイラストを楽しそうに好きな色で塗る小学生、協力して体育祭の旗や文化祭の看板を熱心に制作する中学生、時間を忘れて黙々と金属を磨く高校生。制作活動が人を育てることを実感することができた。

 美術科教師として、生徒に伝えていることがある。「他人と違っていることを大切にし、お互いに尊重すること」。人と同じでなければ不安になることがある。しかし、自分という色は唯一無二で一色しかない。自分にない色は、魅力的である。自分の色を理解するとともに、他者の色も受け入れることが大切である。

 私たちは美術に囲まれて生活している。何気ない生活の中でも、「美しい」「おもしろい」と思う意識をもつことで、日々が豊かになる。その意識が、興味・関心を広げて自分を見つめることにもなる。イメージを具現化すること。想像することで実現につながる。

 美術の持つ力を、これからも生徒とともに感じていきたい。

【令和2年4月27日茨城新聞掲載】

 

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