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稲田直人教諭(水戸市立笠原中学校)

令和2年4月13日掲載

前向きな言葉心がけ

稲田直人教諭
▲稲田直人教諭

 この春、教え子たちが中学校を巣立った。初めて入学から卒業までを共に過ごした子どもたちだった。あどけない顔つきで入学した子どもたちは3年間でりりしい顔つきになり頼もしくなった。3年間の成長過程を間近で見られたことが、何よりの喜びである。

 日々、素直な心で接してくれる子どもたちとのやりとりが楽しみで、気付かされることや支えられることも多々あった。特に、体育祭や合唱コンクールなどの学校行事では全力で取り組み、喜びや悔しさを共に分かち合い、涙を流した。顧問する陸上部員たちは目標に向かって努力を重ね、勝負した。勝ち負けを超えた先に、毎年必ずドラマがある。市内大会入賞が精いっぱいだった子が関東や全国大会に出場したり、けがや貧血を乗り越えた子の力走を見たり、中学生の計り知れない力に感心させられる場面も多くあった。

 特にうれしい瞬間は子どもたちが「できた」と笑顔で満足げな表情を見せた時である。この瞬間は何年たってもやりがいを感じる。

 子どもたちと関わる上で「言葉」を大切にしている。思いは表現してこそ伝わり、誰だってネガティブな言葉よりも、前向きな励ましの言葉を掛けてもらえた方が頑張れる。だから、少しでも子どもたちの支えになれるような言葉かけを心がけてきたのだが、子どもから「何気ない先生の言葉に励まされていました」と言われた時は、ぐっと胸が熱くなった。

 毎年、多くの子どもと関われる。これを当たり前だと思わず、ありがたく感謝し、縁を大切にしていきたい。そして立派に社会に出られるよう、教え育てていきたい。

 教師という職業は仕事量も多く、多様な問題と向き合うこともあり大変だが、それ以上に達成感や充実感がある、最高の職業だ。

【令和2年4月6日茨城新聞掲載】

 

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