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長谷川響教諭(水戸市立柳河小学校)

令和元年12月9日掲載

笑顔を大切にしたい

長谷川響教諭
長谷川響教諭

 「先生ってあまり笑わないですよね」。今年4月、校庭の桜が新学期を祝福しているかのように咲き、学校のシンボルであるケヤキも登校してくる子どもたち一人一人を温かく見守っている、そんな柳河小学校で新任教員として仕事を始めた時だった。中学生の頃から夢見ていた教員という仕事。「やっとかなえた。ここから始まるんだ。やってやるぞ」と熱い希望を胸に赴任して早々、休み時間の子どもとの会話で放たれた言葉が今でも忘れられない。

 新学期が始まると、次から次へ山積みになっていく仕事。それらをさばかなければいけないというあせり。右も左も分からない新米教師で、初めての学級担任に息をつく暇もない毎日を送っていた。

 何とか自分の学級をうまくまとめなければならない。受け持った子どもたちができることを少しでも増やさなければならない。そのような思いから子どもたちに厳しく指導することも増えていた。帰宅後も「どうしたらよかったのか」「どのような声掛けが適切だったのか」、反省の毎日だった。

 そのような時に子どもから言われた言葉。衝撃だった。自分が笑えていないとは夢にも思っていなかった。教師とは毅然(きぜん)としていなければならないという枠にとらわれ、いつの間にか自分を無理につくり上げていたのかもしれない。と同時に自分の心もすり減らしていたのかもしれない。それは本来目指していた姿ではないと思った。

 そこから毎日の笑顔を大切にした。教師である前に一人の人間としての魅力を大切に子どもたちと向き合うことにした。すると一人一人をさらに知ることができた。

 今日も子どもたちと笑い合って生活している。この先も、まだ見ぬ子どもたちともそうでありたい。

【令和元年12月2日茨城新聞掲載】

 

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