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小倉康寛教諭(大子町立袋田小学校)

令和元年10月28日掲載

生徒の中に何か残す

小倉康寛教諭
小倉康寛教諭

 教師となり、11年目になる。これまで、たくさんの先輩や同僚、保護者、地域の方にお世話になった。また、関わった子どもたちからも多くのことを学ばせてもらった。今でも教師という仕事を続けているのは、こうした方々にさまざまな経験をさせていただいたり、温かく愛情あるご指導を頂けたりしたからだと思う。

 新採1年目は、中学1年生の担任となり、授業や生徒指導、部活動指導の方法はこれでいいのかと自問自答する日々だった。いくら考えて準備しても、思ったようにはいかず苦しかった。それでも頑張れたのは、先輩やPTAの方が、悩みを聞いて助言してくださったからだ。支えてくれる存在は本当にありがたいと感じた。

 2・3年目は、幸いにも同じ学年を任せていただき、卒業まで見届けることができたが、巣立つ生徒を前に、この3年間で自分が生徒のためにできたことを考えると、生徒にも保護者にも先輩にも申し訳なくて、教師を辞めた方がいいと思った。

 そんな思いをもちながら、再び中学1年生の担任となった。何か一つでも生徒のためにできたらと必死だった。そんなとき、卒業生と話す機会があった。私の授業や合唱コンクールの思い出話をしてくれた。何気ない話に、救われた気がした。生徒の中に、何か残せていた気がしたからだ。初めて教師になってよかったと実感した。

 「教師の仕事は結果が見えない。指導で子どもがいつ、どう変わるかもわからない。それでも、子どもがもっと良くなるためにきっかけを与えることが大切だと思う」と先輩に言われたことがある。

 現在、小学校で6年生13人を担任している。この子たちが少しでもより良く成長するために、これからも頑張ろうと思う。

【令和元年10月21日茨城新聞掲載】

 

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