茨城県教育委員会へようこそ学校教育生涯学習・家庭・地域教育芸術文化・スポーツ困ったときは(よくある質問)・教育相談窓口
ホーム >  茨城県教育委員会へようこそ > 教育広報 > いきいきマイスクール・教師の広場 > 横田かおる教諭(行方市立麻生小学校)

横田かおる教諭(行方市立麻生小学校)

令和元年5月27日掲載

笑顔につながる支援

横田かおる教諭
▲横田かおる教諭

 「シー、先生できた?」

 「そうそう、できてるよ」

 発音練習で使用する鏡に、大喜びするA子と私の姿が並んだ。2人そろって、鏡に向かいピースサインをする。「やったあ」とハイタッチをする。私が言語障害特別支援学級担任になり、2年目の冬のことである。

 子供が正しい発音の仕方を身に付けられるよう、練習メニューや教材教具の工夫に努めてきたが、悩むことも多かった。その中で、言語聴覚士や水戸聾(ろう)学校の先生らの専門家から学ぶ機会をいただいたことは、私にとって貴重な経験であった。さまざまな疑問を専門家の先生に投げかけ、適切な助言をいただくことで、自分の取り組みへの自信につながったり、新たな指導法を学んだりすることができた。

 言語指導との出合いは、今から十数年前にさかのぼる。当時の私は、近隣の言語指導の経験豊かな先生の元に出向いて練習法を学んでは、自校に戻って実践に生かす日々が続いた。たとえ効果が見られても、それがなぜ有効であったのかは、まだ教員としての経験が浅い私には十分理解できていなかった。ただ、発音の改善に向け頑張る友達を励まし、その改善をわがことのように喜ぶ学級の子どもたちの温かな雰囲気が私は大好きだった。そんな子どもの喜ぶ姿を目指して、これまで歩んできたように思える。

 「目の前の小さなことこそ切実に」。これは私が長年、自分自身の心の中に大切に留めてきたことである。これまで私は、多くの人に支えられ、励まされ、育てていただいた。その恩に報いるためにも、現状に満足せず、さらに子どものよさや可能性を生かし、子どもの笑顔につながる支援ができるよう努めていきたい。

【令和元年5月20日茨城新聞掲載】

 

行方市立麻生小学校プロフィール

 住所 行方市麻生1147-1

 電話 0299-72-0049

 校長 成島崇之

 行方市立麻生小学校ホームページ

 

お問い合わせ

〒310-8588 茨城県水戸市笠原町978番6 茨城県教育庁 総務企画部 総務課[県庁舎22階]

電話 029-301-5148・5152(調査・広報担当)  FAX 029-301-5139

E-mail kyoikusomu@pref.ibaraki.lg.jp