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中村高子教諭(境町立境小学校)

平成31年4月22日掲載

水環境から世界学ぶ

中村高子教諭
▲中村高子教諭

 近年、世界がグローバル化する中、子どもたちを取り巻く社会環境は日々変化している。

 私が勤務する境町立境小学校は、さまざまな国にルーツをもつ児童が多く、国際色豊かである。子どもたちは、日常的に多種多様な価値観に触れながら共に遊び、助け合って生活している。世界を肌で感じ、学校生活の中で自然に国際感覚を身に付けることができる恵まれた環境である。

 国連では、世界に住む人々を誰も置き去りにしないために、2030年までに達成すべき世界共通の目標、SDGs(持続可能な開発目標)を掲げた。持続可能な未来のために、世界が抱える課題は数多くある。私たちは、その解決に向けて、一人一人が課題に向き合う必要があるのだ。そこで、課題解決に向けての取り組みについて、子どもたちと一緒に考えてみることにした。

 4年生の社会科では、「住みよいくらし」の単元で、水の循環の仕組みを学習した。日本では、蛇口から出る水は安全で、いつでも自由に使える一方、限られた水を家族で分け合い、大切に使って生活する国が存在することを体験的に学べるようにした。さらに、子どもたちは、食品に含まれるバーチャルウォーターで、世界の水を間接的に使用していることも学んだ。住む国が違っても、水は人間にとって大切な資源であり、共に守っていくために自分のライフスタイルを見直す必要があると感じたようである。この学習を通して、一人一人が自分にできる身近な取り組みを考え、実践していく意欲を高めることができた。

 世界の問題は私たちの身近にある。その中で、自ら課題と向き合い、解決に向けて取り組んでいける子どもたちの育成に、今後も積極的に携わっていきたいと思う。

【平成31年4月16日茨城新聞掲載】

 

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