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平成29年12月 教育長定例記者会見

 教育委員会では、平成29年12月27日(水曜日)、教育長定例記者会見を実施しました。
内容は下記のとおりです。

 

会見テーマ

会見要旨

1 第5回いばらきっ子郷土検定事業について

 1点目は、来年2月に行います第5回のいばらきっ子郷土検定事業についてです。教育委員会では、楽しみながら本県の伝統、文化などを学ぶことができるように、中学校2年生を対象に、平成25年度からこの取組を実施しております。今年11月に実施しました市町村大会の結果、そして来年2月に行われます県大会についてお知らせします。

 まず1の市町村大会の結果ですが、(1)いばらき教育月間の11月に各学校で市町村大会を実施しました。(2)参加状況ですが、市町村立の中学校は100%、国立中学校100%、県立学校等ですが、これは中等教育学校や特別支援学校です。私立学校を合わせましてトータルの参加率は91.6%となっております。人数は、右の表のとおりです。正答率ですが、50問平均の正答率として、今年は58.2%。昨年度より若干下がっておりますけれども、6割弱の数字を取っております。その正答に応じまして、(4)認定証というものを出しております。一級、二級、三級、それぞれ正答率は90%以上、80%、70%と設定しておりますが、平成29年度、今年の受験者に対する認定率は、一級は昨年度比で約1ポイント増加いたしました。三級は若干減っていますが、トータルで昨年度と同じ30%くらい、その生徒たちが70%以上正解を得たわけです。ですから、生徒たちはこれを通して自分たちの郷土を知り、そして郷土の良さを分かっていく、そういう取組だと思っています。

 その取組に対して2番目、意識調査を行っております。郷土検定の受験者全員に調査をしておりますが、自分の住んでいる市町村のことをよく知る機会になった、84.8%はそのように答えております。それから、自分の住んでいる市町村の良さが分かる機会になった76.4%、茨城県のことを知る機会となった84.7%。あとはご覧のような数字ですけれども、この取組を通しまして郷土検定と銘打っていますが、茨城県のことをそして自分たちが住んでいる市町村のこと、身近なことに対して興味、関心が育ってくるのではないかと思っています。

 

 2ページは、市町村大会を踏まえて行われる県大会についてです。県大会は来年2月3日、県民文化センターで10時から行われます。表彰式予定は午後3時15分としております。日程は(3)にありますように、一回戦、そして準決勝、決勝と進んでまいります。出場者ですが、各市町村代表44校に加えまして、国立・県立・私立を合わせた中から1校、合計45校でこの大会を行っております。

 3ページに各市町村の代表校の一覧を載せております。3ページが出場校の一覧です。4ページに対戦取組表を載せました。4ページにありますように、一回戦はA~Iのブロックに分けて、各ブロックから出て、そして最終的に優勝を決める形でやっております。一回戦、準決勝は、記述、早押しを組み合わせております。決勝戦は本当に盛り上がりまして、ご覧になった方はお分かりのように、生徒たちは本当に少しでも早くボタンを押そうと必死に頑張っている姿は、すごく見ていて頼もしく感じています。

 (6)組み合わせですが、そこに書いてあるとおりです。(7)過去の成績で過去の優勝、準優勝、そして3位までの一覧を載せました。会場が本当にいっぱいになるくらいにたくさんの方の参加、生徒たちはもちろんですが応援の方も来まして、会場が例年溢れんばかりの熱気に包まれます。3ページは今年の各市町村、そして国立・県立・私立の代表、4ページが組み合わせ表、5ページ、6ページが市町村大会用の問題です。こういう形で市町村大会を戦ってきたわけです。知ってそうで分からない問題が結構あるんです。でも、子どもたちは結構勉強していて結構分かるので、すごいなという感じがします。例えば教育委員会の人間でも50問全部正解はなかなか難しいと感じております。以上が郷土検定についてのお知らせです。

 

2 平成29年度茨城県指定文化財の指定について

 続いて7ページをお開き願います。平成29年度茨城県指定文化財の指定についてです。まず指定の経過ですが、1にありますように茨城県指定文化財の新たな指定についての諮問に対しまして、茨城県文化財保護審議会から平成29年11月24日に答申がありました。その答申を受けまして、教育委員会では2件の有形文化財、そして1件の記念物を12月25日付で指定したものです。

 まず有形文化財(建造物)ですが、佛性寺観音堂・仁王門、附観音堂宮殿・棟札ですが、佛性寺は、結城郡八千代町にある天平11年草創の天台宗の寺院です。江戸時代中期頃の観音堂と仁王門は、ともに当初の状態をよく残した形で現存していることが評価されました。

 観音堂内部の宮殿は、装飾性が豊かで、建築年代を示す棟札とともに、附指定されました。仁王門は、一般的には平屋建ての八脚門形式が多いのですが、この建物につきましては、2階建ての楼門形式であり、県内では大変珍しく貴重なものです。

 次に、有形文化財(絵画)ですが、「紙本著色金山寺図屏風雪村周継筆」については、笠間稲荷神社が所有する雪村作の屏風です。雪村は、常陸国出身で、常陸太田には雪村の団扇もございますけれども、室町時代の画僧雪舟と並び称されることが多くて、その雪村が、16世紀後半に中国臨済宗の金山龍遊寺を描いた六曲一隻の屏風です。同じ金山龍遊寺を描いている雪舟は、実際に訪れて描いたとされていますが、雪村は空想の中で描いたのではないかといわれています。全体としては、雄大な風景の中に幻想的な雰囲気をたたえておりまして、その一方で、直線を駆使して密集した楼閣を描いております。内部の人物や、水面の波など細部に至るまで手を入れております。仙人を題材とすることの多い雪村にとって、この作品は大変珍しいとされております。

 次に、記念物(史跡)の「石神城跡」です。石神城跡は、東海村にある佐竹氏家臣の石神小野崎氏が在城したと言われている城館の跡です。遺構は3つの区域に分かれておりまして、東から西にかけてⅠ郭・Ⅱ郭・Ⅲ郭と分かれております。土塁や堀が残されており、保存状態は良好で、戦国期の佐竹氏関連の城館として、貴重なものです。

 

 私からは以上です。

 

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