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IBARAKIドリーム・パス事業 プレゼンテーション大会「IBARAKIドリーム★パスAWARD」を開催

▲プレゼンテーション(日立第一高等学校)

▲ポスターセッション(勝田高等学校)

▲ポスターセッション(土浦第一高等学校)

▲金賞(清真学園高等学校)

▲総合グランプリ(日立第一高等学校)
令和3年3月23日掲載
3月14日(日曜日)、県南生涯学習センターで、プレゼンテーション大会「IBARAKIドリーム★パスAWARD」を開催しました。
企画を実践した16チーム(14校77名)が成果を発表しました。審査の結果、県立日立第一高等学校1年の木村菜々美(きむらななみ)さん、今野馨琳(こんのかれん)さんが総合グランプリに輝きました。
プレゼンテーション大会では、多くの来場者を前に自分の熱い思いを乗せた7分間のプレゼンテーションのあと、質疑応答が行われました。審査員からは、「意識の高い企画に大変驚いた」「周囲を巻き込む力、行動力に感服した」などの意見とともに、今後の継続した活動への支援・協力を提案していただきました。
総合グランプリに選ばれた2人は、鉱物を精製するときに出る「カラミ」という廃棄物を活用した煉瓦で、日立市を活性化するビジネスプランを企画し、実践するにあたっては、サポート役の大学生にアドバイスをいただくとともに、企業や大学、NPO等を巻き込みながら活動してきました。「カラミ」には硫黄が含まれていることが問題としてありますが、今後は、安全に除去することに取組みながら、ガラスとカラミを混ぜた「カラミ玉」を使用し、商品化も進めていきたいと考えています。
今野さんは、「夢のようです。このような賞を取れるとは、思っていなかった。卒業するまでには、煉瓦が活用されているところを見たい」、木村さんは「企業や大人の人たちとつながることは、学校生活では経験できない貴重な経験だった」と受賞の喜びを語っていました。
この大会を観覧し、総合グランプリを授与した大井川和彦知事からは「素晴らしい着眼点と行動力、意識の高いプロジェクトが多かった。社会で求められる力は、課題を発見し、人を巻き込みながら、どのように解決していくかである。これからも意欲や能力を活かし、茨城のため、日本のため、世界のために頑張ってほしい」と総評がありました。
この事業は、今後も継続していきます。中高生たちは、是非、参加してください。
【大会の結果】
- 総合グランプリ「日立市を『カラミ煉瓦の町』にするためのビジネスプラン
日立第一高等学校1年 木村菜々美、今野馨琳 - 金賞「IT化計画 Hub Educating Application(HEA)~ヘア~」
清真学園高等学校2年 伊達陽東、菊地大翔、樋口浩輝、早川慎之介、網敷悟至、方波見慎太郎 - 銀賞「140年続く伝統漁の危機を救え!!」
土浦工業高等学校2年 大山流依、関大樹、幡谷翔大 - 銀賞「片手デバイスの開発」
並木中等教育学校5年 西村陽向、成瀬宏亮、髙𣘺伊織 - 銅賞「レインボーマガジン」
取手第二高等学校2年 坂本力也、笠原愛梨、冨田さくら - 銅賞「AIチャットボットの開発―テレワークに最適な形でAIを活用する― 」
並木中等教育学校3年 寺澤勇飛 - 審査員特別賞「高校生!コミュニティの壁をぶっ壊せ!!」
大洗高等学校2年 櫻井武琉、中岡大、後藤うらら、寺門禅、竹内亜依華、メグミウィニモニンカ、寺門千伽 - 審査員特別賞「収穫支援ロボット開発」
つくば工科高等学校3年 富田昌紀、井上純、内山拓熙、髙木遼、廣瀬優斗 - オーディエンス賞「ペットだって逃げたい!」
土浦第一高等学校1年 増井司、松永彩花、宮本俊太朗、武藤明日加
▲大会を終えた中高生たち
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