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県立大洗高校で「高校生のためのライフデザインセミナー」を開催しました

▲中井聖先生の講話の様子

▲子宮の模型を手にする生徒

▲赤ちゃんふれあい体験1

▲赤ちゃんふれあい体験2

▲赤ちゃんふれあい体験3
平成30年10月17日掲載
10月9日(火曜日)、大洗高校で、第1学年を対象に、県保健福祉部子ども政策局少子化対策課並びに県教育庁就学前教育・家庭教育推進室の協力を受け、「高校生のためのライフデザインセミナー」を開催しました。
このセミナーは、誕生学アドバイザーの中井聖先生を講師に招き、「誕生学~心とからだと未来のために~」と題し講話のほか、8人の赤ちゃんとその母親が8グループに分かれて生徒たちとの「赤ちゃんふれあい体験」を実施しました。
講話では、いかにして生命が誕生し、私たちがここに存在するめには、多くの人が「いのち」のバトンをつないできたことや、多くの人からの限りない愛情が注がれて育てられてきたことを理解することができました。また、へその緒でつながった赤ちゃんの人形を使い、出産時にはお母さんのお腹の中から回転しながら上手に生まれてくる様子など分かり易く、赤ちゃんを慈しむ心を込めて優しく生徒に伝えていただきました。
赤ちゃんふれあい体験では、母親から誕生時のエピソードを聞きながら、胎児のエコー写真、赤ちゃんの成長の記録写真などを拝見し、育児の体験談などについて生徒一人ひとりに語りかけていただきました。
また、生徒は赤ちゃんに触れたり、赤ちゃんを抱いたりしながら生命の尊さや母親の深い愛情を感じられた様子でした。
生徒からは「講話を拝聴して自分が愛されて育てられたことを再認識して母親に会いたくなった」「毎日、赤ちゃんのことを考えて大変だと思いました。今日の赤ちゃんのように自分も愛されていた時期があったんだと感じました」などの感想を聞くことができました。
赤ちゃんふれあい体験の結びには、母親の皆様からは「子どもを産み育てて命の大切さを感じました。生徒の皆さんも大切に育てられていました」「仕事を続けて楽しかったけれど、今は子育ても楽しい。人生にはいろいろな選択があります」「ご家庭で自分の生まれてきたときのエピソードを聞くきっかけにしてください」などの感想がありました。
生徒達にとって生命の誕生や子どもの成長、子育て育児の体験談を通して命の大切さや家庭生活の意義などを感じ、これからのキャリアプランを考える上で大変有意義な時間を過ごすことができました。大洗高校は、これからも学校行事を通じて自他の命の大切さや自尊心の育成に努めてまいります。
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