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茨城県中高一貫教育研究会議報告書

公立中高一貫教育における教育課程の編成について

基本的な考え方

  • 中学校及び高等学校における教育課程は法令に定めるほか学習指導要領を基準とするのであるが(学校教育法施行規則第54条の2、同第57条の2)、連携型の中学校及び高等学校にあっては一貫性に配慮した教育を施すために必要な教育課程を編成し、実施することができるという特例(同第54条の3、同第57条の4)を活用することが可能であるし、また必要でもある。この特例の活用が教育課程編成に際しての眼目であろう。また、中等教育学校や併設型についても、同様に中高一貫教育を施すために必要な教育課程編成上の特別な手だてを十分に活用する必要があろう(同第65条の6、同第65条の12)。
  • その際、従来の中学校や高等学校における研究や実践の経験を十分に踏まえることが必要であるが、他方で、それらを超えた新たな発想や新たな原理といったものが大胆に求められるべきであろう。これまで教師や保護者たちが当たり前としてきた多くのことを改めていかないと、ゆとりある教育や生きる力の教育は徹底できないであろう。
  • 中高一貫教育においては高等学校入試のハードルを低くすべきであるということは、視点を変えれば当該高等学校の教育に適応できる生徒を選び出して教育を進めるというよりも、勉強したいという生徒を受け入れたうえで彼らの人間的な成長を保障するために努力することに重点を転換するということである。
  • 連携高等学校に進学しない生徒、連携中学校以外から進学してきた生徒に対する教育課程上の工夫が十分になされなければならない。

 

学科のタイプ

  • 上述の中教審答申及び文部省パンフレットは中高一貫教育校がどのような学科を設けるか、どのような特色ある教育を打ち出すかは地域ごとの判断すべき事項であるとしつつ、七つほどの提案をしているが、ある限定された教育に特化して特色ある教育や学科を設定するのか、それともいくつかの特色を併せ持った広い領域の教育を行うことを特色として打ち出すのかといった点は、3タイプいずれの実施形態を選択するにしても、重要なポイントであろう。
  • 中高一貫教育の中学校に入学するにあたっての生徒たちの選択は必ずしも確かなものではないこと、6年間の中で彼らが自分で学習内容や進路を選択していくことといった中高一貫教育の趣旨からは、高等学校の学科は、多様な能力や興味・関心を持った生徒たちを対象として幅の広い教育を展開できる「総合学科」のタイプが適切であろう。

 

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