江連用水旧溝宮裏両樋
名称 | : | 江連用水旧溝宮裏両樋 |
所在 | : | 下妻市本宗道 |
所有者 | : | 下妻市 |
特徴 | : | 鬼怒川左岸の栃木県真岡市上江連を水源とし、鬼怒川と小貝川に挟まれた地域の灌漑用として設けられた江連用水の旧分水施設。東西各3.6メートルの二連の煉瓦造樋門と、湾曲する煉瓦擁壁が一体となっている。上流側は水切り、下流側は階段状とする堰柱の形式が特徴。使用されている煉瓦は、下妻市鯨に所在した國府田(こうだ)煉瓦工場で生産されたもので、「∴」の印がある。 かつて江連用水には多数の煉瓦水門が存在したが、現存するのは本物件のみ。下妻市本宗道の宗(むね)任(とう)神社の裏手に位置し「宮裏堰」とも呼ばれ親しまれてきた。昭和50年代に江連用水の流路が変更され、旧水路は「江連用水旧溝」とよばれている。用水の分水施設としての機能は失ったが、歴史的に貴重な施設として保存された。周囲は公園として整備されている。 |
名称 | 登録番号 | 構造 | 建設年代 |
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江連用水旧溝宮裏両樋 | 第08-0271号 | 東樋門:煉瓦造2連樋門、長さ3.6m 西樋門:煉瓦造2連樋門、長さ3.6m、擁壁付 | 明治33年 |
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