国指定文化財 史跡
あたごやまこふん
愛宕山古墳
愛宕山古墳は、那珂川を見下ろす台地上に立地し、那珂川流域における最大規模を有する前方後円墳です。墳丘全長は137m、後円部径78m、同全高10m余、前方部幅73m、同前高9mを測る典型的な中期古墳の様相を呈しています。
後円部墳頂及び裾部において大形の円筒埴輪が発見されたことから、3~4列に及ぶ埴輪列の存在が推定され、考古学・古代史研究上重要な意義をもっています。
古墳の営造年代は、やや下降して、6世紀初頭と思われ、那珂(仲)国造祖(なかのくにのみやつこのそ)建借間命(たけかしまのみこと)の墳墓と考えられます。
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