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国指定文化財 考古資料
いばらきけんさんまいづかこふんしゅつどひん

茨城県三昧塚古墳出土品

 三昧塚古墳は、霞ケ浦の北部、行方市沖洲にある前方後円墳です。

 本件は、昭和30年に行われた発掘調査による出土品を主とし、金銅馬形飾付透彫冠1点、金属製品一括、砥石1点、玉7点、竪櫛残欠1点、石棺1組と、附の鉄製品残欠一括、ガラス小玉残欠一括、埴輪残欠22点で構成されています。

 中でも特筆されるのは金銅馬形飾付透彫冠です。冠帯、立飾、歩揺とも金銅製で、唐草文や花文、動物文などの透彫が施された広帯二山式の冠帯に、樹木状飾と馬形飾の2種の立飾と多数の歩揺が伴います。馬形飾りの付く冠は他に例がありませんが、馬形の意匠は肥後江田船山古墳出土品(国宝)にある銀錯銘大刀の象嵌文様と共通します。本冠は、古墳時代における馬の象徴性や役割を示している可能性があり、被葬者の権威の背景を表すようで興味深いものです。

 この他、銅鏡や金銅垂飾付耳飾、大刀や剣、戟、鉄鏃、甲冑などの鉄製武器・武具類、鉄地金銅鏡板付轡などの金銅製馬具類、石製やガラス製の玉類など種類豊富な副葬品の一括があり、古墳時代中期から後期への移行期における副葬品の実態や組成を見る上で極めてまとまった内容をもっています。 出土位置も明確で種類豊富な副葬品の一括があり、高い学術的価値があります。

 

 

地図

 

茨城県三昧塚古墳出土品

 

指定年月日 平成30年10月31日
所在地 水戸市緑町2-1-15
茨城県立歴史館
所有者 茨城県
製作時期 古墳時代

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