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県指定文化財 彫刻
もくぞう ごだいりきぼさつぞう

木造 五大力菩薩像 5躯

 五大力菩薩像の彫刻として、平安時代に制作された5躯がすべて揃って現存するものは、全国的にみて本像が唯一と考えられ、仏教史や仏教美術史上、非常に貴重なものです。像高は中尊坐像が135.5cm、4軀の立像が154.1~167.1cmです。
 中尊像の仏像の着衣である衣文(えもん)の表現の仕方や、光背(こうはい)の宝相華文(ほうそうげもん)などから、平安時代後期の制作と判断されます。4躯の立像のうち右内側像の背板には、治承2年(1178)の年紀を含んだ墨書(ぼくしょ)があります。
 五大力菩薩は、奈良仏教の鎮護国家の思想と関係が深く、仏教を敬う国王に対して使わされ強大な力でその国を護るとされ、全国的にみて希有な尊種です。
 怨敵調伏(おんてきちょうふく)を願って造像されることがあり、地元では平将門の伝説と結びつき、将門を調伏するために造像されたと伝えられてきました。

 

地図

 

中尊像

 

右内側像

 

光背の宝相華文

 

指定年月日 平成25年1月24日
所在地 桜川市池亀394
管理者 吉祥院
製作時期 平安時代末

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