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県指定文化財 彫刻
もくぞう てんぶりゅうぞう

木造 天部立像

 木像は、髻(もとどり)・両手を失っていますが、等身大の像で、県内の天部形像の中では最大級に属し、製作時期は12世紀です。
 像高165.4cmの桂材寄木造で、毘沙門天と伝えられています。損傷の規模や法量(ほうりょう)から判断すると、雨露の影響等の受けやすい山門等に二天像としてまつられていたものの1躯と思われます。
 眉根(まゆね)を渦巻き状につくり、目を極端に見開かせるなど装飾的な特徴も見られますが、頬から顎にかけての肉取りなどには誇張も見られません。
 革甲(かくこう)の締具にも変化があり、大腿部外側の腰甲(ようこう)にこれほど大きい八葉蓮華形(はちようれんげがた)を彫りだした例は他には見られず、作者の独自性が感じられます。
 両手を欠くため全体の姿を知り得ませんが、上半身をやや細身に長く表現し、下半身には左右の大きな張りを持たせて安心感を保たせています。

 

地図

 

木造 天部立像

 

指定年月日 平成4年3月31日
所在地 桜川市真壁町白井582
管理者 清浄院
製作時期 平安時代中期・平安時代後期

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