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県指定文化財 工芸品
さんこしょ

三鈷杵

 三鈷杵は密教法具の金剛杵(こんごうしょ)と総称されるものの一種です。
 金剛杵とは、修法(しゅほう)の時に、これを持つことによって心中の煩悩を破り、本有仏性(ほんうぶっしょう)の姿を明らかにするもので、中央に握りの把(つか)、両端に突起の鈷(こ)をつくるものをいいます。もとはインドの武器が祖形であるといわれています。
 本杵の材質は黄銅系で、全体に鮮やかな鍍金(ときん)を施した総体一連の鋳製です。総体27.5cm、把長9.0cm、鈷長9.3cmで、三鈷杵の大きさとしては、正倉院の総体28.8cmの鉄三鈷杵・総体31.3cmの白銅三鈷杵や、京都府仁和寺(にんなじ)の総体33.6cmの三鈷杵に次ぎ、最大級の部類に属します。
 全体にわたる装飾や鈷部(こぶ)の鋭利なつくりなど、すべてに古式で尖鋭な相を呈し、金剛杵ばかりでなく、密教法具全体の中でも最優秀の出来栄えをみせる逸品です。

 

地図

 

三鈷杵

 

指定年月日 昭和38年8月23日
所在地 古河市小堤1405
管理者 円満寺
製作時期 平安時代

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