県指定文化財 絵画
けんぽんちゃくしょく あみださんぞんらいごうぶつ
絹本著色 阿弥陀三尊来迎仏
本図は、各縦100cm、横44cmの仏画です。
西方浄土の阿弥陀如来が、衆生(しゅじょう)を救うため人間界に迎えにくる姿を描いたものです。
多くの菩薩(ぼさつ)に囲まれ来迎(らいごう)するのが初期の例ですが、浄土教の教えが恵心流(えしんりゅう)から法然流に移行し、来迎思想が消極的になったこともあり、鎌倉時代末から阿弥陀・観音・勢至の三尊形式に略された来迎図が盛行しました。
この作品は、江戸時代の作ですが、絹地は後世に黒く塗りつぶされています。
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