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国選定保存技術
かやさいしゅ

茅採取

 茅採取は、農山村の民家に多く見られる茅葺に用いるための、ススキやヨシ等を育成し、採取する技術です。

 本来は地域住民によって行われた農作業の一つでしたが、建築資材としての需要減少、農業形態の変化により必要性が薄れた作業でもあります。茅(かや)刈(か)りから、乾燥させるための茅(かや)立(た)て、選別して屋根葺材料に拵(こしら)える茅(かや)選(すぐ)りまで、これら一連の作業を手際よく行う技術がなければ、屋根葺に用いる良質で大量の茅を得ることは不可能です。茅の育成、茅(かや)場(ば)の管理も、地域の地勢や植物に関する知識や慣習の蓄積によって支えられてきたもので、質の確保のために火入れを行う場合にも、地勢や工程に関する知識や経験がなければ危険な作業となります。

 日本茅葺き文化協会は、平成11年に茅葺き民家居住者、技能者、研究者、支援自治体が集まって結成され、同22年に発展的に組織替えして一般社団法人として発足しました。会員に重要伝統的建造物群保存地区の茅葺を担う地元団体を含むなど、地域色を尊重しています。文化庁が「ふるさと文化財の森」に設定している高エネルギー加速器研究機構内の茅場において、茅刈り、加工の研修、茅場の再生と活用等の対話、茅採取の技術や文化についての記録作成といった事業を継続的に行ってきており、同技術の保存・伝承に尽力しています。

 

 

茅採取

 

選定年月日 平成30年9月25日
所在地 つくば市北条
保存団体 一般社団法人日本茅葺き文化協会

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