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風俗慣習関係
ひがしかんとうのぼんづな

東関東の盆綱

 茨城・千葉両県にわたって広く分布する盆行事の一つで、子供たちが藁綱を曳いて先祖の霊を送り迎えする習俗である。盆中の先祖祭祀の一端を示すだけでなく、先祖の霊の依代として龍や蛇に模した藁綱を用いるなど、水神信仰的な性格もみられる。また、分布域周縁の綱引き習俗や遠く九州地方に分布する類似例との関連も注目され、我が国の盆綱や綱引き習俗を考える上で貴重である。

 8月13日の迎え盆では、子供たちが藁綱を曳いて墓地に赴き、先祖の霊を藁綱にり付かせたのち、集落の家々を廻ってこれを降ろす。この際には、綱を持って3回まわる、3回差し上げる、3回地面に叩きつけるなど、場所によって独特の所作を伴う。

 8月15日の送り盆では、逆に家々を廻って先祖の霊を依り付かせたのち墓地まで行って降ろすが、その所作は迎え盆の時とほぼ同様である。使い終えた藁綱は、川や池に流す、沈めるといった例が少なくないが、焼却する、大木に巻き付ける、土俵の俵にして相撲を取るという例もあって一様ではない。

 

 

北関東のササガミ習俗阿見町実穀

 

北関東のササガミ習俗 阿見町掛馬

 

指定年月日 平成27年3月2日
所在地 茨城県、千葉県

 

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