平成27年度

いばらき輝く教師塾


茨城県教育研修センター
第3日 10月24日(土)

 
講義資料(pdfファイル)

                

【要旨】

  •  学校における人権尊重の理念は,「自分の大切さとともに他の人の大切さを認めること」である。

  •  学校においては,教科等の指導,生徒指導,学級経営など,その活動全体を通じて,人権尊重の精神に立った学校づくりを進めていかなければならない。

  •  児童生徒・保護者への対応,言語環境,電話・来校者の対応など,学校現場のみならず生活全般にわたって人権に配慮した言動が望まれる。

  •  法務省人権擁護局が示している17の人権課題を確認し,日頃から人権感覚を高めてほしい。

教育研修センター教職教育課
主任指導主事 関根 康裕




講義資料(pdfファイル)

                

【要旨】

  •  学級経営の第一歩は,確かな児童生徒理解であり,あらゆる機会を捉えて一人一人の児童生徒の理解に努めなければならない。

  •  学級の教育目標の設定に当たっては,学校や学年の教育目標との関連を図るとともに,児童生徒の思いや願い,保護者の願いなどを把握する必要がある。

  •  児童生徒が抱える課題は多種多様化しているため,他の教職員と連携しながら学級経営を進められるよう「開かれた学級経営」を目指してほしい。

  •  学級経営においても,評価の観点を設定し,計画的・継続的に評価を行う必要があり,RPDCAサイクルを生かして経営の改善向上に努めてほしい。

教育研修センター教職教育課
指導主事 大越 茂



       

塾生の感想
  •  人権教育と学級づくりの基盤として,子どもたち一人一人の違いを認めることが大切であると感じた。【学生】

  •  人権教育のワークショップでは,励ましで発した言葉であっても,時には相手を傷つけてしまう場合もあることを学んだ。【学生】

  •  自他を思いやる言葉かけは,お互いの幸せにつながる。自分の発する言葉には十分に気を付けていきたい。【若手教員】

  •  学級づくりのワークショップは,現在,抱えている学級経営の悩みを解消できるような充実した時間であった。【若手教員】

  •  学級においては,子どもたちが安心して生活できるように,一人一人の居場所をつくることが大切であると感じた。【学生】