平成27年度
いばらき輝く教師塾
茨城県教育研修センター
第1日 9月26日(土)
【要旨】
変化の激しい時代,学校教育において,子どもたちに他者と協働しながら創造する力を身に付けさせなければならない。
教師とは,正しく,素直で,前向き,優しくあるべきである。子ども,保護者,地域社会から尊敬されることも求められている。
教師には,子どもたちの一生に一度しかない学びを最高のものにしていく責任がある。
教師としての熱い思いを持ち続け,常に理想の教師像を追い求めることが大切である。
茨城県教育庁学校教育部長
森田 充
【要旨】
本教育研修センターは,本県教職員のライフステージに応じた研修を行っており,昨年度,延べ約2万7千人の教職員が研修で利用している。
変化の激しい時代,子どもたちが大人になる頃には,今の大人とは働き方も変化している。教育現場の教師もそれに対応していかなければならない。
いばらき輝く教師塾に参加しようと決めた気持ちを忘れることなく,これからも学び続ける教師であってほしい。
子どもたちにとってよい先生になることを目指して頑張ってほしい。
茨城県教育研修センター所長
石ア 千惠子
【要旨】
教師としての喜びは,一人の人間の成長過程に携わることができること,子どもの人生を豊かにすることのお手伝いができることである。
教師は子どもから感謝される機会が少ない。教師の仕事は,子どもの成長を願いつつ,見返りを求めない愛情をそそぐという崇高な理念を持っている。
校風や社風は,目で見ることは難しいが,それを敏感に感じ取り,考えて行動することが大切である。
異なる文化や風土に触れることにより,日本が豊かで幸せな国であることを実感する。それを支えてきたのが日本の教育である。
茨城トヨタ自動車株式会社
代表取締役社長 幡谷 史朗 氏
塾生のアンケートより
講話「社会人として 教師として」についての感想
教師も保護者も同じ思いを抱いて子どものために活動していることを知り,教師は保護者の協力に感謝を示していくことが大切だと感じた。【学生】
崇高な理念を持ち,見返りを求めない愛情をいかに子どもたちに与えることができるかについて考えさせられた。【若手教員】
保護者としての思いや児童・生徒であった頃の恩師の話を聞き,教師とは周囲から見られている職業であることを改めて感じた。【学生】
本日の感想
教師になりたいという純粋な気持ちを忘れずに,理想の教師を追い求めていきたい。【学生】
人間性と専門力を高め,子どもたちとよい人間関係を築ける教師,信頼される教師になりたいと感じた。【学生】
自分の理想の教師像とは何か,教師になろうと考えたきっかけは何かを改めて振り返ることができた。【若手教員】