平成26年度

いばらき輝く教師塾

茨城県教育研修センター
第3日 11月1日(土曜日)

講義資料(pdfファイル)

講義
     

【要旨】

  •  「人権教育」は,学校教育の根幹をなすものの一つであり,「自分の大切さとともに,他の人の大切さを認めること」が学校における人権教育の目標である。
  •  人権尊重の精神に立った学校づくりに努めるとともに,教育課程の編成,生徒指導,学級経営等,学校の教育活動全体を通じて人権教育を推進する必要がある。
  •  日常生活においては,児童生徒・保護者への配慮,来校者や電話の対応,言語環境への配慮,施設設備・環境への配慮,個人情報の管理等,様々な場面で人権に配慮していかなければならない。
  •  法務省人権擁護局が定める平成26年度啓発活動年間強調事項に挙げられている17の人権課題を意識し,ふだんから人権感覚を磨いてほしい。

茨城県教育研修センター
主任指導主事 関根 康裕

ワークショップ
塾生の感想
  •  言葉を発する上では,子どもたちを傷つける一言ではなく,その一言で元気が出たり,やる気が出たりするような,励ましの言葉が言えるように心掛けていきたいです。【若手教員】
  •  人権教育の在り方を話し合う中で,子どもの前では,保護者を否定してはいけないという結論に至り,子どもたちだけでなく,保護者の人権を守る意識をもつことも大切だということに気付くことができた。【若手教員】
  •  人権意識をもつこと,自分を大切にして他者を大切にできる児童生徒を育てていくことが重要だと思いました。【学生】


講義資料(pdfファイル)

講義
     

【要旨】

  •  学校教育においては,学習指導要領に基づいて創意工夫を生かした特色ある教育課程を編成し,常に指導の充実と改善を図りながら,豊かな人間性の育成に努めることをねらいとしている。そのためには,学習活動の基盤である学級集団を積極的に生き生きとしたものに育成することが大切であり,それによって学校全体の教育活動も一層充実したものになっていく。
  •  児童生徒一人一人の個性を生かすようにしたり,あらゆる機会を捉えて一人一人の児童生徒の理解に努めたりすることが大切である。
  •  児童生徒の健全な成長を願って学校(担任)と保護者・地域が連絡を密にし,一貫性のある教育を進めることは非常に重要なことである。

茨城県教育研修センター
指導主事 糸川 宏

ワークショップ
塾生の感想
  •  魅力ある学級にするためには,教師自らが魅力的になり,子どもたちとの信頼関係を大切にしながら,楽しい学級にすることに努めることが大事だと気付きました。【若手教員】
  •  学級経営には,児童生徒によって対応が異なり,こうすればこうなるという絶対的な方法はなく,その児童生徒を理解しながら対応していくことが大切であるということを学びました。【学生】
  •  魅力ある学級づくりについては,担任としての考えをもつこと,児童生徒,保護者や地域の視点で物事を見るという柔軟性が大切であるということを学びました。【学生】