| 全国商業高等学校英語スピーチコンテストに3年連続出場して |
| 茨城県立太田第二高等学校 石井由梨 |
| (平成19年3月卒業) |
| 私は高校に入学して以来,3年連続で「全国商業高等学校英語スピーチコンテスト」に出場してきました。この大会に出たきっかけはとても単純で,ただ就職する時に有利になるのではないかという気持ちからでした。しかし,練習をしていくにつれてどんどん楽しくなり,最後には私の得意なことの1つになっていました。 この大会は部門が2つあり,1つはレシテーションの部,もう1つはスピーチの部です。レシテーションの部はすでに出来ている文章が5つあり,その中からlつを選び暗唱する部門です。それに比べて,スピーチの部は自分で考えた文章を暗唱するので多少難しい部門です。 私は1,2年の時にレシテーションの部,3年の時はスピーチの部に出場しました。最初の1,2年は大会に出るたびに緊張してしまい,本番では自分が何を言っているのか分からないはどでした。周りの出場者を見ては「あぁ,あの人は私よりうまそう…」とか,「あの人は英会話ができそう…」などと周りのことばかり気にしてしまい,自分の気持ちが落ち着かないまま本番を迎えることがしょっちゆうでした。そして,大会が終わるたびに自分の中に課題を残し,1度も満足の出来るスピーチをすることができませんでした。 3年のスピーチコンテストに出場を考えた頃,私は担当の先生を信頼することが出来ませんでした。先生の指摘に納得がいかず,言われたとおりにスピーチをしないことも多々ありました。そこで,はじめてスピーチの部に出るように先生から勧められたときは正直とても面倒でした。しかし,今まで2年連続で全国大会に出場してきて結果を残せていなかったことに自分の不甲斐なさを感じていたので,今年こそはという気持ちでスピーチの練習を始めました。その後,スピーチコンテストに出場できるのも最後ということもあり,私自身に心境の変化が出てきました。「最後くらい自分の納得のいくスピーチをしたい。そのためには先生を信頼し,そして自分に自信を持たなくては」と思うようになりました。それ以来,私は先生に指摘されたことを,出来る限り忠実にスピーチで表現できるように努めました。始めのうちは,イントネーションを指摘されてもなかなか直すことができませんでした。しかし,自分で納得のいくスピーチをするためにも,一所懸命に先生の指摘を受けいれることで,より良いスピーチのために努力を続けました。全国大会当日は例年より緊張せず,今までの練習の中でも1番のスピーチができ,決勝に進出する12名に残ることができました。 私は,3年連続で英語スピーチコンテストに出場したことを通して様々なことを学びました。そして,社会に出ても高校の3年間で身につけた自信と誇りを胸に,これからも頑張っていきたいと思います。 |