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杉山由佳栄養教諭(水戸市立稲荷第一小学校)

平成30年5月28日掲載

残さず食べる大切さ

杉山由佳教諭
▲杉山由佳栄養教諭

 「先生、今日もペロリンしたよ」

 給食の時間が終わるころ2年生の教室に行くと、満面の笑みで報告してくれる。すると、「ぼくも」「わたしも」とたくさんの声が聞こえてくる。そんな子どもたちの机の上には、空っぽになった食器が並んでいる。

 「ペロリン」とは、給食を完食したことを表す言葉である。「みんな今日もしっかり食べられたね。強くてじょうぶな体がつくれるね。元気いっぱいになれるね」。そう言うと、「うん。明日もペロリンする」とやる気に満ちた声で返してくれる。

 1年生の冬、食育の授業でいろいろな食べ物を食べることの大切さを学んだ子どもたちである。

 本校では、給食を残さず食べた学級に「ペロリン賞」を贈るという取り組みを行っている。この子どもたちの学級は、授業を行った日以降、毎日のようにペロリン賞がもらえるようになった。今まで残しがちだった子も食べるようになったのだ。苦手な食べ物にも向き合うようになったのだ。この時ほど子どもたちの素直に吸収する力や実践する力に驚かされたことはなかった。

 食育をとおして子どもたちが変わることに、栄養教諭としてのやりがいが改めて感じられた。

 ある日、「なんで毎日ペロリンするのが大事なのか覚えている?」と尋ねたところ、「忘れちゃった」と言う。

 少しがっかりという私の気持ちは、心の片隅にそっとしまっておこう。また一緒に勉強していつか身に付けてくれればいい。続けて実践できていることが素晴らしい。そして、将来にわたる健康につながればいい。

 栄養教諭としてこれからもその手伝いをしていきたい。

【平成30年5月21日茨城新聞掲載】

 

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 校長 小林文雄

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