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赤津慎弥教諭(日立市立諏訪小学校)

平成29年11月2日掲載

記録会通じ心身成長

赤津慎弥教諭
▲赤津慎弥教諭

 「最後まで走り抜け」「諦めるな」。励ましの声が響き渡る。放課後のグラウンドには、額に汗を光らせながら真剣に練習に取り組む子どもたちの姿がある。陸上記録会に出場する本校の6年生だ。

 陸上記録会では、学級の子ども全員が出場する種目「学級対抗リレー」がある。リレーの練習を始めて間もない頃は、気持ちだけが先走り、思うようにバトンパスができなかった。その悔しさから、子どもたちは休み時間を使って、自ら練習に励んだ。運動が得意な子が友達に走るこつを優しくアドバイスするなど、少しずつ学級が一つになっていく。

 タイムを1秒でも縮めるという、一つの目標に向かって真剣になったときの子どもたちの力の大きさには驚かされる。

 しかし、練習した成果がすぐに結果として表れるわけではない。タイムが落ちたときには、全員で悔しがる。普段、教室では明るく、ムードメーカー的な存在である子どもが、リレーに負けると人目もはばからず、涙を流していた。本気になっている証しである。タイムが上がったときには、全身で喜びあう。そういった場面を見ると、こちらも胸が熱くなる。

 練習を重ねてきた子どもたちの表情は、日に日に力強くなる。陸上の練習を通して、心身共にたくましく成長した姿を見ることができ、とてもうれしく思う。そして、一生懸命な子どもたちと喜怒哀楽を共にできる教員の仕事に大きなやりがいを感じる。

 「一生懸命が一番楽しい」。私が大切にしている恩師の言葉である。陸上記録会を終えたとき、子どもたちに「楽しかった」「頑張ってよかった」と心の底から感じてもらいたい。その思いを胸に抱きながら、今日も子どもたちと共にグラウンドへと向かう。

【平成29年10月30日茨城新聞掲載】

 

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