茨城県教育委員会へようこそ学校教育生涯学習・家庭・地域教育芸術文化・スポーツ困ったときは(よくある質問)・教育相談窓口
ホーム >  茨城県教育委員会へようこそ > 教育広報 > いきいきマイスクール・教師の広場 > 柴崎陽子教諭(神栖市立波崎第二中学校)

柴崎陽子教諭(神栖市立波崎第二中学校)

平成29年7月10日掲載

可能性を信じ共に成長

 本校で教員を始めて5年目。これまでにいくつもの感動を生徒からもらった。担任1年目、1学年を担当した時、それを大きく感じた出来事があった。

 本校は4年前までは学級対抗で運動会を行っていた。5月実施ということもあり、1学年は体力的にも戦略的にも上級生に勝つことは至難の業に思えた。そこで、同じ学年には絶対勝とう!とクラスで目標を定め、練習に打ち込んだ。中でも苦戦したのは20人で行うむがで競走だ。歩幅が合わない、指示が通らない、課題は山積みだった。それでも、必死に練習した。少しずつ走る距離が伸びるたびに、全員で喜びを噛み締めた。

 迎えた運動会当日。結局、練習では1度も止まらずに走ることはできなかった。正直、不安だった。だが生徒を見るとその気持ちをもっている自分が恥ずかしくなった。スタートラインに立った20人と、応援席で見守る15人の表情は引き締まっていた。気持ちは一つだった。「絶対できる。隣のクラスには負けない」。

 出発のピストルが鳴った。20人は叫ぶようにして「1、2、1、2」と声を出し走った。私もその隣を夢中で走った。練習のスピードとは違う、そう感じた。そしてゴール。やりきった、初めて、一度も止まらずに。

 結果は6学級中4位。目標だった「隣のクラスに勝つ」だけでなく、上級生にも勝つことができた。35人で飛び跳ねて喜んだ。

 仲間を信じる。やってきたことを信じる。生徒のそんな強い思いが結果へとつながったのだと思う。

 信じる気持ちが生徒の力を伸ばす原動力になる。そう生徒たちに教えてもらった。これからもそんな場面にたくさん出会えるよう生徒の可能性を信じ、共に成長していきたい。

【平成29年7月3日茨城新聞掲載】

 

 

神栖市立波崎第二中学校プロフィール

 住所 神栖市矢田部3120

 電話 0479-48-0014

 校長 二川忠典

 神栖市立波崎第二中学校ホームページ

 

お問い合わせ

〒310-8588 茨城県水戸市笠原町978番6 茨城県教育庁 総務企画部 総務課[県庁舎22階]

電話 029-301-5148・5152(調査・広報担当)  FAX 029-301-5139

E-mail kyoikusomu@pref.ibaraki.lg.jp