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鶴見容子教諭(古河市立中央小学校)

平成29年6月1日掲載

一瞬大切に寄り添う

鶴見容子教諭
▲鶴見容子教諭

 「先生、いつもの場所に集合ね」
 昼休みのブランコ前がいつもの集合場所だ。教師になって4年。毎日続けていることは、休み時間にクラスの子と遊ぶこと。ルールも役割も子どもたちが考え毎日いろいろな遊びを提案してくる。大きな声でルールを発表する子。転んでしまった友達を励ます子。授業だけでは分からない一面を見ることができる。また、昨夜見たテレビ番組のことや飼っているペットのことなど、おにに見付からないように顔を寄せ合って小さな声で話をすることも楽しい。何気ない会話から子どもたちの様子を知ることができる。
 「いつも一緒にいてくれてありがとう」
 昨年担任をしていた1年生に修了式の日に言われた言葉である。ドキッとした。彼女はいつも静かで休み時間も教室で過ごすことが多かった。
 「先生とドレスの絵を描いたことが楽しかった」
 急に雨が降りだし、教室で過ごしたあの日。自由帳には彼女と私がドレスを着て手をつないでいる絵が描かれている。互いの好きな色を確かめ合いながら色塗りをした。彼女は最後にそのページを破り、私にプレゼントしてくれた。担任として同じ教室で一緒に過ごすことは当たり前のこと。しかし、一人一人に寄り添うことを忘れてはいけないと感じた。子どもたちにとっては、長い人生の中のたった1年間、1年の中のたった1日にすぎないが、子どもたちと過ごすその一瞬を大切にしたい。「先生、いつもの歌ね」
 今日も教室に歌声が響き渡る。「41人仲間たち」。子どもたちの思いが込められた世界で一曲の歌だ。作詞4年2組41人、作曲鶴見容子。私は今日も子どもたちの中にいる。

【平成29年5月29日茨城新聞掲載】

 

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