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桃井澄美教諭(土浦市立都和中学校)

平成27年9月17日掲載

生徒笑顔にする言葉

桃井澄美教諭 
▲桃井澄美教諭

 都和中学校で働き、7年が過ぎた。今までにたくさんの生徒や保護者の方、同僚に出会い、心に響く言葉を数多く耳にしてきた。その中でも忘れられない言葉が二つある。


 体育祭後のホームルームで、「先生、僕たちのクラスは準優勝だったけど、僕たちにとっては優勝だよね」。練習中、全員の気持ちがなかなか一つにならず苦戦していたことが、一気に吹き飛んだ一言だった。生徒一人一人の満足したようなあのまなざしも、いまだに脳裏に焼き付いている。


 また、特別支援学級の担任をしていた時、保護者の方から言われた言葉がある。「先生は私たちの恩人です」。無我夢中でただただ支援に当たっていた私には、もったいないくらいの言葉である。私自身、子を持つ親となり、教師という職業の大切さ、責任の重さを改めて感じる。いつの日か「もったいない」と思わず、この言葉に恥じない教師に成長したい。


 私は担任をするたびに続けていることがある。黒板に毎朝メッセージを書くことである。何げない毎日の中で見えたクラスの良さ、ふと見えた友達のさりげない優しさ、担任としての思いなど。一人でもいい、「先生、気付いてくれていたんだ」と朝の一瞬でも、笑顔になる生徒がいたらと思い、続けている。


 人は言葉を通して、一喜一憂する。たった一言で傷つき、たった一言で相手を笑顔にする。いわば、言葉は魔法である。多感な中学生時代、教師の発する言葉は生徒に大きな影響を与える。自分の発する言葉で、一人でも多くの生徒が笑顔になり、正しい方向へと導くことができたら、どんなにすてきなことだろう。私はそんな魔法のような言葉を発することができる教師、そして、人間になりたい。

  【平成27年9月7日茨城新聞掲載】

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