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根本康志教諭(阿見町立吉原小学校)

平成27年4月9日掲載

大切な縦割り班活動

根本康志教諭 
▲根本康志教諭

 霜が降りて、カチカチに凍った2月の朝の校庭には、長縄の8の字跳びをする子どもたちの声が響き渡る。

 全校児童が66人と小規模校である本校は、運動会や野菜の栽培などの学校行事を、1年生から6年生までの縦割り班(なかよし班)を活用して行っている。毎年2月に行っているなわとび集会もその一つである。

 「大将」と呼ばれている6年生のリーダーが中心となって練習を行う。もちろん、1年生が初めから跳べるはずもない。

 なかよし班のメンバーは「ハイ、ハイ、ハイ・・・」とリズムをとりながら縄に入るタイミングを教えてあげたり、「がんばって!」「大丈夫だよ!」などと声を掛けたりしながら練習を行っていく。

 練習は決して順調にはいかない。自分の思っているように進まずにいら立ってしまう子。なかなか跳べなくて、立ちすくんでしまう子。それでもメンバーで何度も何度も話し合いながら練習は続いていく。ついにはタイミングをつかみ、誰もがみんなと同じように連続して縄に入れるようになる。

 「跳べるようになったよ!」。校庭のあちらこちらから聞こえる感嘆の声。跳んだ本人よりも、周りの子どもたちの方がうれしそうで誇らしげである。


 近所の上級生と下級生が一緒になって遊んでいる中で、自然に跳んだり投げたり、優しさや厳しさなどを身に付けていく。そんな私たちの子どものころには当たり前だった光景を思い出させるものが本校にはある。

 異学年の交流が希薄になっている昨今、本校の特色である縦割り班を生かした教育活動を、これからも大切にしていきたいと感じている。

【平成27年3月30日茨城新聞掲載】


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