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教育長あいさつ

一人一人が輝く教育立県を目指して

柴原宏一教育長

 

 今、世界で起きているグローバル化や急速な情報化、技術革新の進展により、子どもたちの成長を支える教育の在り方も新たな事態に直面しております。この急速な変化の中でこれからの人生を歩んでいく子どもたちのために、教育に携わる私たちには、子どもたちに、様々な変化に対応できる力、他者と協働しながら課題に挑戦して解決することができる力を育むことが求められております。
 とりわけ最近は、人工知能の急速な進化を背景に「人間の職業を奪うのではないか」、「今学校で教えていることは時代が変化したら通用しなくなるのではないか」といった不安の声も聞かれるようになりました。それを裏付けるような未来予測も多く発表されています。これまで誰も経験したことのない社会を生きていく子どもたちの将来を考えるとき、子ども一人一人を、予測できない変化に対して主体的に向き合って関わり合い、その過程をとおしてよりよい社会と幸福な人生の創り手となっていけるように育てることが、これからの教育に求められていると言っても過言ではありません。
 特に学校教育においては、新学習指導要領で示された「育成を目指す資質・能力の三つの柱」を踏まえ、「子どもたちが『どのように学ぶか』」という学びの質を重視した改善を図っていくことが求められております。学校教育システムも、教師の授業を中心とするシステムから子どもの学びを中心とするシステムヘと変化する中、教職の専門職性も「教える専門家」から「学びの専門家」へと変化することが期待されております。
 このような時代の変化を見据え、県では、平成28(2016)年4月に「一人一人が輝く教育立県を目指して~子どもたちの自主性・自立性を育もう~」を基本テーマに掲げる「いばらき教育プラン」を策定し、「社会全体による子どもたちの自主性・自立性の育成」、「確かな学力の習得と活用する力の育成」、「生涯にわたる学習と文化芸術、スポーツ活動の推進」、「誰もが安心して学べる教育環境づくり」の四つの基本方針の下、現在、各種施策に取り組んでおります。その取り組みをとおして、学校・家庭・地域がそれぞれの役割を十分に果たしながら社会全体で子どもたちを守り育てる体制を構築し、自主性・自立性に富み、優しさや思いやりを持って、強くたくましく生きることができる子どもを育ててまいります。その上で、「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」のバランスの取れた子どもたちの育成を図ってまいります。
 中でも、生涯にわたる人格形成の基礎を培う乳幼児期が大切であるとの考えから、就学前教育及び家庭教育を積極的に推進しておりますが、今後は、就学前教育・家庭教育推進協議会において策定した「就学前教育・家庭教育推進ビジョン」の実現を目指すために、具体的な施策内容や目標を定めた推進アクションプランを作成するとともに、幼児教育と小学校の円滑な接続を図るために保幼小接続カリキュラムの策定や幼児教育の質の向上を図る教職員の研修などを実施してまいります。
 子どもはもちろん、大人を含めた一人一人が生き生きと活躍できるようになることが、これからの社会にとって大切なことです。今後も、様々な教育の場において、一人一人が輝く教育立県を目指して教育プランに基づく各種施策を展開してまいりますので、皆様方のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

平成29年11月

茨城県教育委員会教育長 柴原 宏一

 

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