袋田小学校の児童が紙すきを体験
道具を使って紙をすく様子
2枚目の紙の上に、慎重に校章を置く児童

 6月29日(木),大子町立袋田小学校の6年生14名が,総合的な学習の時間を利用して紙のさと和紙資料館(常陸大宮市)で紙すきを体験しました。
 これは、卒業証書の用紙を児童自作る目的で毎年実施しています。
 児童は、初めに、資料館の菊地三千春さんから、和紙の原料が「こうぞ」という植物であり、大子町がその良質の産地であること。さらに、こうぞの皮を蒸して水にさらし、細かく割いて水に溶かしたものを、道具を使って、ていねいにすいて作ることを教えてもらいました。 

 それから「紙すき」に挑戦しました。初めての体験で緊張する中、菊地さんの助けを借りながら、慎重に作業を進めました。卒業証書の用紙を作るには、紙を3回すきます。2回目にすいた紙の上に校章を置く場面では、どの児童も真剣な表情で、何度も位置を確認しながらそっと置いていました。そして、3回目にすいた紙を乗せて完成すると、安堵の表情を見せていました。

 児童に感想を聞くと,「自分で作った卒業証書なので、卒業式にもらうのが楽しみ。世界で1つだけの卒業証書、大切な想い出になります」などと話していました。

 今回、「紙すき」により作られた″卒業証書″は、卒業生の保護者の代表が筆記し、来年3月の卒業式で、児童一人ひとりに手渡されます。



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