社会


 小学校においては,図表やグラフ,文章などの資料を読み取る能力や自分なりの考えをもつことについては,おおむね定着していますが,地図をみて全体の様子を把握したり,土地の利用の様子について把握する力や,消防団の仕事,米づくりの手順,鎌倉幕府や江戸幕府の政治などで,基礎的な知識が定着していないものがみられます。

 社会科の学習は,日常の生活に直接結びついています。身のまわりの社会的事象に関心をもつことによって,社会科の学習をより理解できるようになるものと考えます。調べたことを新聞やパンフレットにまとめる学習などを通して,基礎的な知識や考える力をつけることができると考えます。

 中学校においては,資料を活用する能力や日本の文化に対する興味・関心・態度などについては,おおむね定着していますが,日本の歴史に対する知識・理解や考える力,公害問題に対する興味・関心・態度などについては,定着が十分でないものがみられます。

 地理の学習では,日本の諸地域の地形や産業・文化などの特色,今日の日本が直面している問題点について考え,判断していく力が求められます。日頃から,様々な社会的なできごとに関心をもち,広い視野で考えていくことで,地理的な事象に対する関心を高めることになると考えます。

 また,歴史の学習では,その時代の政治や文化,社会,民衆の様子がそれぞれに影響し合っていることを調べることで,他の時代との相違点や共通点も理解できるようになると考えます。特に,各時代の特色をとらえることで,「歴史の大きな流れ」をつかむことが大切であると考えます。




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