平成16年4月の出来事
県立竹園高校が平成16年度第1回科学講演会を開催
白川英樹筑波大学名誉教授
写真1: 講師の白川英樹筑波大学名誉教授
話を熱心に聞く竹園高校生
写真2: 白川先生の話を熱心に聞く竹園高校生
関連情報: 県立竹園高校ホームページ
※昨年度の取り組み
スーパーサイエンスセミナー
若田光一宇宙飛行士によるテレビ電話講演及び生徒との交流会
平成15年度第2回科学講演会
平成15年度第1回科学講演会

  県立竹園高等学校は、県内で唯一のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に選ばれています(指定は平成15年度から平成17年度まで)。スーパーサイエンスハイスクールとは、文部科学省が指定した、科学技術・理科数学教育を重視した研究開発校のことです。

 4月27日(火)には、SSH事業の一環として、平成16年度の第1回目となる、全校生徒を対象とした科学講演会をつくば国際会議場大ホールで開催しました。今回の講師は、2000年にノーベル化学賞を受賞した筑波大学名誉教授の白川英樹氏です。

「導電性高分子の研究と発展−異分野融合の成果−」という題で講演を始めた白川氏は、まず、理系の人は文系、文系の人は理系の勉強を意識して取り組んで、知性を育ててほしいと、呼びかけました。そのうえで、「研究における偶然と必然」として、予期せぬ失敗の実験がもたらした「薄膜合成」の発見、そして、異分野の研究者との偶然の巡り会いがノーベル賞へとつながった自己の体験を詳しく説明をされました。

 続いての質疑応答では、竹園高校生から「これからも科学技術の進歩は必要ですか」といった積極的な質問が相次ぎました。「これからの私たちに期待することは」という質問には、「それは皆さん自身が考えることです。それぞれがそれぞれの興味に従って動いてほしい。そして、全体として多様になればいいと思います」と白川氏は優しく答えていました。

 今回の講演会の感想について、1年生の柴原麻里さんは「文系や理系の人が互いに、いろいろな考え方があると知ることが大切だと分かりました」、同じく1年生の遠藤良昭さんは「(研究を行ううえで最も大切なこととして)白川先生が言った『こだわり』という言葉が印象に残りました」と、それぞれ笑顔で語っていました。このように、竹園高校生たちは、白川氏の話を聞いて、学問の取り組み方への認識を広めることができ、さらに科学への興味を増した様子でした。

ホームページへ メニューへ戻る

[ホームページへ]

[メニューへ戻る]