平成14年6月の出来事


全員参加の宿泊学習
−大洗町祝町小学校−


 6日(木)〜7日(金)にかけて、大洗町立祝町小学校の全校児童(54名)が、笠間市にある茨城県立吾国山洗心館で宿泊学習をしました。
 いつもは海に身近に接している児童たちにとって、吾国山洗心館の山深い緑豊かな環境が新鮮に感じられたようで、全校児童が集合した「始めの会」でも、とてもわくわくしている様子がうかがえました。児童たちは、この日のために昨年度から実行委員会を立ち上げて、計画を練ってきたそうです。

 夜は、懐中電灯を片手に自然の中を探検する「ナイトハイキング」を体験したり、6年生はテントを設営して一夜を過ごしたりと、山の自然を満喫しました。

 2日目は、飯ごう炊飯を行い、1年生から6年生までが一緒になった縦割り班ごとに、カレーを作りました。全員がエプロンと三角巾に身を包み、作業を分担しました。1年生も、時には上級生に教わりながら、米をといだり、ジャガイモやにんじんの皮をむいたりと活躍し、どの班もおいしいカレーができました。
 「みんなでつくったカレーはやっぱりおいしいね!」と言いながら、おかわりをする児童がたくさんいました。もちろん後片づけもみんなで分担し、テキパキと進めました。

 小学校1年生から6年生までの全校児童での宿泊学習は、県内でも珍しい取り組みです。低学年も対象とすることについては、児童本人や保護者、教員それぞれに心配な面もあるようです。しかし、祝町小学校では、小規模校である特色に加え、13年目の取り組みとなる縦割り班行動など、普段の学校生活の中で学年の枠を越えて児童同士が協力する機会が多く、全校宿泊学習を実施できる雰囲気が自然に出来上がっているようです。

 また、この日は筑波大学の社会福祉研究会に所属する3人の学生(福島裕一さん、石崎理有さん、細田広人さん)が、ボランティアでお手伝いをしてくれました。児童たちが「お兄さんにたくさん遊んでもらったよ!」と、口々に誇らしげに語っていたことが印象的でした。祝町小学校では、4年前からボランティアで大学生に来てもらい、子どもたちの活動を支援してもらっているそうです。

 こうして、今回の全員参加の宿泊学習は、みんなが協力し、助け合うことで、思い出深い楽しい体験となったようです。
     
(子どもたちの感想)
 
  ・テントで寝てみて寒かった
   ・食事がおいしかった
   ・カタクリの花が咲く頃にまた来てみたい
↑これから楽しい夜が始まるよ
↑にんじんも上手に切れました
↑カレーのルーをお鍋に投入
↑カレーは上出来だ。おいしいよ!

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