教育長あいさつ
ようこそ 「いばらきの教育」 へ
我が国は、近年、国際化や科学技術の進歩、情報化の急速な進展など、めざましい発展をたどる一方で、少子・高齢社会が一段と進行するとともに、あらゆる分野で構造改革が進み、地域間競争がますます激しくなっていくことが予想されます。また、昨年度は、学校教育法をはじめとする教育関連三法の改正や学習指導要領の見直し、43年ぶりの全国学力・学習状況調査の実施など、教育を巡り大きな変革の年となりました。
こうした中で、子どもたちの学力を向上させることや、規範意識や社会性を身に付けさせることなどが大きな課題となっており、県では明日のいばらきを担う子どもたちを育成するため、「いばらき教育プラン」に基づき、「いばらきの未来を拓くたくましい人づくり」を進めているところです。
学校教育においては、学習指導要領の改訂の趣旨を踏まえ、これまでの「生きる力」の理念を継承するとともに、確かな学力の育成に努めてまいります。特に、算数・数学学力アッププロジェクトチームの設置などにより、小・中学校での指導方法の改善を行い、児童生徒の学力向上を図ってまいります。
また、心の教育については、幼児・児童・生徒すべてを対象としたマナーアップ運動を引き続き実施してまいりますほか、平成19年度から実施している、全県立高校第1学年での「道徳」の授業のさらなる充実を図り、小学校・中学校での指導と合わせて、児童生徒の発達段階に応じた道徳教育を推進し、児童生徒の豊かな心の育成を図ってまいります。
さらに、この4月には、6年間の継続的・計画的な教育指導の展開により、生徒の個性を伸長するとともに、異年齢集団による活動を通して、社会性や豊かな人間性を育成することをねらいに、本県初の県立中等教育学校となる「並木中等教育学校」をつくば市に開校いたします。
生涯学習の推進については、県内5箇所の生涯学習センターを中心に、県民の皆様が、興味・関心に応じて学習機会を選択して自主的に学ぶことができ、その学習成果が社会で適切に評価・活用される生涯学習社会の構築をめざしてまいります。
また、子どもたちが地域社会の中で心豊かで健やかに育まれる環境づくりを推進するため、安全・安心な居場所づくりに努めてまいります。
さらに、文化芸術活動の推進については、県立美術館・博物館の企画を充実させ、県民の文化芸術活動の振興を図ってまいります。
こうした各種の教育施策を通して、本県教育の推進に努めてまいりたいと考えております。
平成20年4月1日
茨城県教育委員会教育長 鈴木 欣一
